「天然住宅」。健康とエコにこだわったモデルプラン型 戸建て住宅コーディネートサービス

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天然住宅 天然住宅ってなに? 私たちについて シリーズ一覧 住まい手の声
入居までのプロセス住宅で失敗しないために
私たちはなぜ立ち上がったのか
私たちのめざす住宅
建築家 相根(さがね)昭典 私たちは、営利を目的としない市民の集まりです。健康な住宅づくりに長年取り組んできた建築家の相根(さがね)昭典を中心に、建築士、工務店、林業者、生活者、投資家、会計士、NPOバンクなどが集まっています。現在、中間法人として登記を終え、今年末をもって一般社団法人となる予定です。
相根は、あらゆる有害化学物質に敏感に反応してしまう「化学物質過敏症」と呼ばれる方でも住める住宅の建築に取り組む中から、住宅そのものによって引き起こされる、いわば「住原病」に突き当たりまた。その解決を模索する中で、自然素材を中心とした住まい作り、環境と共生できる住宅作りに取り組むようになりました。
一方で日本の森林は使われていないために疲弊が進み、このままでは森を熟知し、木材を有効に利用できる「匠の技」が消え去ろうとしています。これに対し、伝統的な工法による住宅作りを通じて、林産地の経済や「匠の技」の伝承を願うようになりました。

健康的な住宅
相根はこれまで18年の実績の中で、実際に「化学物質過敏症」「電磁波過敏症」の方が住める住まいや、エコ・コーポラティブハウスをいくつも作ってきました。素材・工法を進化させていく中から、いまや化学物質をほとんど使わず、300年の耐久性を持たせられる住宅の実現が近くなりました。理論値では可能なのですが、300年の立証が困難なので、「300年をめざす」としか言えないのですが。
今の住宅は、平均で26年で壊されています。こうした短命な住宅のために木材を消費していってしまったら、やがて地球の森林はすべて失われます。住宅は長寿命でなければならないのです。長寿命の住宅になれば、今の人々の生活は変わります。通常の男の人の一生は、家を建て、ローンを組み、退職まで払って家が壊れていきます。男の一生と家一軒とがバーター取引になっているようなものです。これではゆとりのある暮らしは困難でしょう。しかし長寿命の住宅になれば変わります。何世代にも渡って、安心して暮らせる仕組みができるのですから。私物であっても、こうしたものこそ社会資産になるのです。社会全体で長く使い続けられるものが増えることは、次の世代の人たちにプレゼントできるものが増えることなのです。

山を回復できる住宅
海外からの木材輸入が自由化されて以来、国内の木材は値段が高いと敬遠されるようになり、戦後に急速に植えられた杉は省みられなくなりました。それにともなって日本の森は放置され、急速に衰退しました。

国産材及び外材の供給状況(1995年)



主な外材の輸送消費エネルギー(試算)ウッドマイレージ
いまや山は荒れ果て、倒木、山崩れも多発、光の入らない森は下草も他の生物も生きられない環境になってしまいました。その一方で、誰も管理していない森では、勝手な盗伐すら起きています。森と人が共存できない状態が生まれているのです。

よく、「木を植えよう」と言われます。
世界ではその通りですが、日本の中では事情が違います。日本ですべきことは、木を植える以前に、木を使うことが必要なのです。木を使い、きちんと森を管理できるだけのカネを森に支払い、森に住む人々が生活できるようにしていくことが必要なのです。  

ところが今、森林が国土全体の三分の二近くを占めるというのに、その森は使われず、他国の木材が輸入され、使われています。いまや木材の自給率は2割を切るありさまです。地域の木材こそ気候に合うものです。地域の木材を使うべきです。しかし木工などの用途では、木材の消費量が少なすぎて追いつきません。今の放置された森を早く使ってあげて、本来の土地に合った木を植えなければなりません。それには住宅が、最も大きな木材需要となるのです。

それと合わせて木材ペレットや薪を使えるストーブを導入します。今は木材から角材を取り出すのに体積全体の2割しか使われていませんが、天然住宅では6割使い、残りの4割もまた燃料にする予定です。

こうして利用することで森と、森を守る人たちの暮らしを回復させたいのです。私たちのイメージするエコビレッジは天然住宅に住む人の側だけではありません。それ以上に、山に暮らす人たちの村をエコビレッジと呼べるものにしていきたいのです。
風倒木
風倒木

山崩れ
山崩れ

手入れ不足
手入れ不足

造林放棄地
造林放棄地

省エネになる住宅
この住宅は、エコハウスと呼ぶにふさわしい省エネ性能を実現しています。壁には湿度を調整する力のある木材とウールの断熱材を使い、湿気を貯めない仕組みにしています。その結果、住宅が長持ちするだけでなく、家を暖かく保温できる性能を持たせています。  
省エネの調度品を使い、最終的には現在の住宅の2割しか二酸化炭素を排出しない住宅にしていく方針です。実際、外国から輸入される木材は、膨大な燃料を消費して輸入されてきますから、国産の木材と比べて多くの二酸化炭素を排出する結果になっているのです。これをウッドマイレージと呼んでいます。  
さらに市民がつくる非営利バンクからの低利の融資の仕組みを入れ、二酸化炭素排出量では最も多くなる家電製品の省エネ買い替えを応援します。これによって得しながら二酸化炭素排出量を減らせる仕組みをつくります。  
こうした二酸化炭素排出量を含めて、全体では8割少ない暮らし方を実現できる住宅をめざしていきます。

年間1万棟の天然住宅を
これによって日本中の山を持続できるものに変えるには、少なくとも新築される住宅の中の1万棟が、毎年「天然住宅」になっていく必要があります。だから私たちは非営利の仕組みを選択したのです。営利は技術を隠し、その技術で利益を独占しようとします。しかし非営利は逆で、多くの人たちにきちんとまねしてほしいのです。技術を共有することにより、多くの「天然住宅」ネットワークを構築したいのです。  しかし「いい加減な作り」では困ります。それを許さないために、厳しい基準を持った、ゆるやかなネットワークを構築しようと願うのです。
そのために

・ 山と生活者(施主)を直接結ぶ産直住宅の形態をとる
・ 山で部品化、現場で組み立てという分業/合理化を図ることでコストダウン、効率化とクオリティを両立させる
・ 過敏症の方も住める住宅実績を最大限に活かし、 健康価値を最大化した住宅をコンセプト化する
・具体的な目標を立てる。2020年までに1万棟/年を実現する。
・ そのための投資も募って先行投資する

といったイメージが浮かんできました。

天然住宅が描く未来
私たちは最初に述べたとおり、この3月に中間法人として登記し、法人となりました。非営利の法人です。しかし誤解をしないでください。無償のボランティアではありません。きちんと給与を払った上で実現していきます。非営利は、資金提供者に金銭的な配当はしないという意味で、実際に労力を提供してくれた人に報いないという意味ではありません。では資金を長期融資なり出資なりしてくださった方の利益はなんでしょう。金銭的にはありません。ただこうした事業によって、環境や人々の利益につながるだけです。また、この住宅が広がる中で、建設着工の順位づけとして利用します。つまり殺到してしまった申し込み者の中で優先順位にするつもりです。それだけです。  
しかしこの運動が広がれば、全国にたくさんの「天然住宅」ネットワークが生まれ、たくさんの山と地産地消の生活者がつながって、地域の中で経済が循環していくようになります。出稼ぎしなくても食べられる地域と、自立した地域分散型の地域モデルが各地に生まれるようになります。それが私たちの願いです。  
私たちは地域の人々や、森を守るためには妥協しません。最大限の努力はしますが、価格競争で安売り住宅と競うことはしません。住宅の総合的な性能と、その産地に暮らす人たちの暮らしぶりを比較してください。「安物買いの銭失い」という言葉があります。私たちはこの住宅はいずれ、住むにつれて価値が高まる住宅になると思っています。買ったときよりも、手放すときのほうが価値が高い住宅になること、それこそが本来の住宅モデル、住宅性能であると思うのです。

私たちは努力を続けます。


私たちからのメッセージ
工務店の方々へ:

そもそも、大工というものは、木が好きな性分。わたしたちはそう信じています。ここ数十年の間に進んだ新建材での家作り、これが何か間違っている でも時代がそうなんだから仕方がない。わたしたちもそう思っていたことがあります。しかし、自然な家作りを始めてみれば、それを愛してくれる人たちはしっかり待っていてくれました。これ以上の喜びはありませんでした。今、わたしたちは、一軒一軒をしっかりオーダーメイドで作っていくことが大切だということを決して忘れずに、しっかりとそれに応えながらも、より手に入りやすい価格と条件で市場そのものを大きく変えていくこと。それに挑戦しようとしています。それには、山と木と伝統と挑戦を大切にする工務店のみなさまの協力なしではありえません。決してこの「天然住宅」事業は、手作りの木の住まいとぶつかるわけではなく、相乗効果でお互いを高め合うものと信じています。私たちは、未だ 0.01??%と言われる、自然住宅の市場をこそ変えたいのです。「天然住宅」を入り口に地元の木で建てるオーダーメイドの住宅 に進む人もいるはずです。それは私たちにとっても幸せなこと。お力をお貸しください。


設計士・建築家 の方々へ:

現在の住宅市場の中で、木の家、エコな家、健康な家といったゾーンの住宅は、こだわりの工務店や、こだわりの設計事務所が手がけており、しっかりした層が顧客となり、また着実に増えてもいるかと思います。彼らの努力とクオリティは素晴らしいもので、尊敬しています。しかし一方、どうしても木を中心にするあまり、デザインの創造性の面でまだ可能性があるのでは という面もないではありません。もっともっと健康エコ住宅というものが住宅マーケットの主流となっていくには、多様なデザイン/建築のノウハウが必要なのだと思います。一方、「天然住宅」では、安心・安全にこだわるため、設計上の縛りもかなりあります。その中でどうクリエイティビティと住まい手の想いを反映できるかが腕の見せ所になると信じています。願わくは、基本性能/構造のルールが、建築物の外観としても美しくやさしく花開いているように。ぜひ、お力をお貸しください。


投資家の方々へ:

健康やエコ、山を守る という意味で社会性があるだけでなく、300年以上の持続的な価値のある生活資産をしっかりと作っていく、確かな事業です。さらに、林業や住宅ビジネスそのものへのイノベーションでもあります。わたしたちの大きな挑戦にお力をお貸しください。
投資のスキームにつきましては、別途お問い合わせいただければ幸いです。
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