アトピー、アレルギー、過敏症 ゼロ。

私たち「天然住宅」は、100%自然素材、有毒化学物質100%フリーの家を目指しています。
住宅を原因としたアトピーやアレルギー、化学物質過敏症、電磁波過敏症をゼロとしなければならないと考えています。
トータルなライフスタイルとして、食/職、衣/医などの全てにおいて、アトピーやアレルギー、過敏症がなくなること、安心して、衣食住/医職/育・産を営めることを願っています。
志ある工務店/職人が復活、若い職方増える。

私たち「天然住宅」は、志ある工務店が時代の流れの中で挫折せざるを得なくなったり、生き延びるために妥協せざるを得なかったりしているところを見て、体験してきました。
長い目でしっかりとした価値ある住まいを建てること、いのちにやさしい家作りをすること、子々孫々までの自然との共生を考えた山や森とのつきあいをすること。そういった志をもつ工務店や材木会社こそ、市場でも選ばれ、尊敬され、仕事としても潤うような、住宅ビジネス/マーケットであればと願ってやみません。
そのための真のニーズをしっかり捉え応えていきたいと考えています。結果として、作り手だけではなく、森の担い手や、木にまつわる職人、大工といった職方が仕事/雇用としても安定し、尊敬され、若い成り手が増えていくことを目指しています。
住宅中古市場の活性化、長期資産価値の向上。

日本に住んでいるとわかりませんが、欧米では、新築住戸より圧倒的に中古住宅の売買が多いんです(以下図は、マンション等、戸建以外も含む)。
| [日本] | 総務省「住宅・土地統計調査(平成15年)」。国土交通省「住宅着工統計(平成15年)」 |
| [アメリカ] | American Housing Survey 2003, Statistical Abstract of the U.S. 2006 |
| [イギリス] | コミュニティ・地方政府省ホームページ http://www.communities.gov.uk/ (既存住宅流通戸数は、イングランド及びウェールズのみ) |
| [フランス] | Annuaire Statistique de la France edition 2004
運輸・設備・観光・海洋省ホームページ hhtp://wwww.equipment.gouv.fr/ |

考えてみれば寿命が短いのも、もう住めなくなって建て替えるのばかりではなく、資産としての価値が認められず、売買市場もなく、税制もサポートしてくれていないということの方が大きいのかもしれません。私たち「天然住宅」は、住宅そのものの基本性能(健康、安全、エコ)に重きを置き、長寿命かつ飽きない住宅を目指しています。つまり、物理的にもスタイル的にも資産価値の高い住宅です。
また、住宅NPOバンクと連動させることも含めて、中古市場を自分たちでも作っていこうと考えています。最初は小規模型の「天然住宅」を購入し、時期によって別のタイプの「天然住宅」に住み替えることも考えられます。資産として価値があるからこそ、また、健康とエコにこだわる人たちのネットワークだからこそ、逆に住まい替えるリスクも減りますし、メンテナンスの質が別の付加価値にさえなりえます。
また、めまぐるしい胃消費文化の中では、流行など移り気な市場に慣れており、住宅は購入するより身軽に賃貸 という選択肢も多いと思うのですが、中古市場が育ってくれば、家を買うこと自体も身軽になるのでは、と考えています。
脱消費依存経済。持続可能な経済と社会に。

現在の経済は、消費を中心に回っています。
流行経済が雇用を生み、経済成長をもたらすかのように。しかしそのような経済は果たして100年後も続いているでしょうか。それどころか環境破壊や健康破壊など私たち自身の未来と引き換えだったりするのではないでしょうか。格差の問題もありますが、全ての地球上の人類がこのような経済の富を享受することは無理でしょう。
私たちは、消費によって経済が活気づくのではなく、何百年も価値がある、意味あるもの、例えば「住まい」を作ります。それは出来る限り環境に負担をかけず、また環境に恩返しもしていけるような経済活動として仕事をします。それは経済の量的な成長ではなく、経済の質的な成長です。ちょうどじっくり寝かせた味噌やお酒が美味しくなっていくような深化する成長です。それは7世代先までも見据えた、持続可能な経済であり、それとセットになった文化、社会です。
私たちの「天然住宅」は、その時代を先取りした仕事であり、経済活動たらんと、楽しみながら取り組みます。
CO2削減マイナス100%。脱地球温暖化。

地球温暖化(地球規模の異常気象、高温化)はグローバルな常識と言えるほどになりました。生態系が乱れ、特に第一産業がリスクにさらされています。この10年をどう私たちが選択するかでその先が決まるとさえ言われています。
私たち「天然住宅」は、国産無垢材を使うことでの、建築時 CO2マイナス、省エネ設計での使用時 CO2マイナス、分別しやすくすることやリユースを考えたゴミ出しによるCO2マイナスで、まずはマイナス80%、いずれはマイナス100%、自家発電等によるプラスを目指します。300年住宅としてはしかし、当たり前でもありす。
脱化石エネルギー。自然エネルギー100%

石油、石炭、天然ガス、原子力は、全て地球の中/地下のものを掘り出して、それを燃焼するなどして利用します。しかしそれらは決して元通りにはならない、再生できないものですから、必ずなくなってしまいます。
特に石油はもう後30〜40年で無くなるということです。
庶民にとってはもっと早くなくなるということでもあります。また、化石エネルギーはプラスチックなどの原料として、腐らないゴミも大量に出すことになります。
原子力にいたっては腐らないどころか生命に悪影響をあたえる放射線を出し続けます。化石エネルギーのあるうちに、再生可能な自然エネルギー(太陽熱、太陽光、風力、バイオマス、地熱、潮汐、等々)100%のライフスタイルに転換しなくては、と私たち「天然住宅」は考えています。
住宅はその最たるもので、例えば自然エネルギーは分散型で利用できるので、各家庭の屋根や裏庭等に設置することでエネルギーの自給自足が可能です。自足できることは心に強さを生み出しますし、有限な資源に依存しないことで、無意味な戦争に加担することもなくなることでしょう。
日本中の山と生態系が息を吹き返す。

私たち「天然住宅」は、林産地・作り手・住まい手 の間に、つながりと循環を作り出すことを目指しています。
林産地にしっかりとお金や感謝が還元されることで、山に手入れをする林業や生態系のケア(人間社会への対策も)をすることができます。都市にあこがれるのではなく、雇用や起業、相互扶助が成り立つことで希望が復活し、各地にそれぞれの文化(地元学のように)と価値が育つようになっていけば、若者が出て行かなくなり、伝統技術や自然を尊敬しつつ、イノベーションもなしていく匠の技も復活し育っていくでしょう。
豊かさとは買うものでなく、養い紡いでいくものであることを思い出していければと願っています。
日本各地にエコビレッジ。自律分散協調社会に。

林産地が復活するだけでなく、都市から各地に散っていく流れも必要でしょう。
巨大都市自体が大量消費大量廃棄の最たるもの。
今後は、それぞれが自立/自律し、生態系ともリンクした個性を持ったエコヴィレッジ(例えば、自然エネルギーや有機農業、ローテクな手仕事を大切にしながら、自給自足的に生活し、生態系と共存するコミュニティ。自転車でいける距離くらいのエリア感。精神的なものを重視したり、多様性を重視したり、あり方は様々。)と地域ごとのある程度のコンパクトシティ(インフラを集中化することでエコを目指すミニ都市。ニューサバーバン)が併存していく形を予想しています。
田舎の古き智恵と、各地の若い力と都会からのUターン者のノウハウが有機的に出会い、また一方ではグローバルにも智恵やノウハウを共有してくことで、古く新しい流れが起きてくるのではと期待しています。また、そうした流れになっていくことで、エネルギーや食を相互に自給自足し、自分で考え自分で行動でき、お互いに助け合えることを基本に民主主義もしっかりとしたものにもなっていくと考えています。
家族の再生 多様な形での世帯共生家族へ。

戦後、農村から都市へ という流れの中、核家族化が進行し、古き大家族は家父長制と共に少なくなっていきました。女性の社会進出など、評価すべき面もあった一方で、家庭自体も空洞化、孤食が進んだり、語り継がれるべき歴史や智恵も途切れたりしています。
一方、子育てや介護では、ご近所や自主保育などのコミュニティの大切さが見直されたり、親家族と近くに住んだりと、もう一度助け合いや共同生活に学ぶ面が見直されてきています。
たとえば100年以上の長寿命の住宅と、ゆるやかなつながりの2世帯住宅はたいへん相性もよいですし、ルームシェアリングの延長として、血筋に関係なく複数で家をシェアすることも可能でしょう。べったりでもドライでもない、しなやかな人間関係、家族関係が今後模索されていくのかもしれません。スケルトン&インフィルもそうですが、ライフスタイルが変わっても、家自体を建て直すこと無く、ゆるやかに対応できる、長寿命の住宅。「天然住宅」は、長い目で支援していきたいと考えます。
2020 年に天然住宅 1万棟/年 達成。

簡易な試算ですが、日本中の山が最低限維持できるには、10万人の林業関連従事者を含め、年間で約1万棟の家が建てられればよいそうです。これは現在の年間新築戸建住宅着工件数、約50万戸/年の約 2%です。これを「天然住宅」で達成すると私たちは決意しました。
今後新築件数は減っていきますし、安普請の家を建てるくらいなら、今の住宅をリフォームしながら住み続けた方がましでしょう。最終的には、新築市場そのものが現在の2割になるとして(イギリスの新築市場割合として)、「天然住宅」を含む健康エコ住宅がその全てになることを願っています。実際、石油の枯渇などを考えれば新建材は持続できません。これは住宅産業そのものを変えていくことにほかなりません。私たちはチャレンジャーでもあるのです。
この変革を実現するには、私たちが全てを決めて強引に引っ張っていくやり方ではないと考えています。住まい手さまの声を聞くことはもちろん、できるだけ多くの工務店さんや設計士/建築家、林産地さんに参加いただき、同時多発的に自律的に動いていただくこと、私たちはそれをサポートできるような非営利組織であること。そのためにも私たち自身が、住まい手の方に歓んでいただき、成功モデルをしっかりとつくることがまず何よりも大切だと考えています。