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住宅で失敗しないために。健康住宅を考え直す |
![]() 社会性(予定)
快適性 (予定)
最後に(100年以上住まうということ) (予定)
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住宅は、その外観からは知ることが難しいですが、人体に良くも悪くも大きな影響を及ぼす力を持っています。それは家を建てるために使われる木材をはじめとする素材や原料、また、それらをどう組み立て、何でつなぎ合わせるかによって変わってきます。 「夢のマイホーム」という言葉が象徴しているように、新築の一戸建てを建てるということは、人生でそう何度もあることではありません。しかし実際に家が完成し、その希望を胸にいざ家の中に足を踏み入れた途端、「何かがおかしい」と感じる方が少なくありません。目がかゆい、鼻水が止まらない、頭が痛い、眩暈がする・・。そして何より心地よさを感じることができません。そして抱いていた希望は一転、苦しみに変わるのです。家を建てたことが仇 (あだ)となり、健康被害をもたらします。その苦しみはすぐにおさまるものではなく、その家に住み続ける限り、生涯付き合っていかなくてはならないものです。ただ家を建てただけなのに、それはいったいどういうことなのでしょうか。 住原病/シックハウス![]() 実際にシックハウス症候群、例えば化学物質過敏やアレルギーの症状で苦しんでいる人は国内に数百万人いると言われています。まったく他人事ではない数といえます。住宅に含まれるさまざまな有害物質が空気を汚染し、その汚染された空気を人間が吸引することで人体に異常をもたらし、倦怠感、頭痛、眩暈、湿疹などの症状を引き起こします。 その原因として言われているのが、住宅を建てる際に使われる合板や集成材、家具、壁紙などの建材と、その施工で使われている多量の接着剤や塗料などの有害化学物質です。これらは一般的な住宅であたりまえに最も多く使用されており、接着剤だけでもドラム缶1つ(約1トン)にものぼるということです。その他に、白アリの発生を防ぐために使われる防虫剤、外材や国産材の防虫剤、防腐剤にも有害な物質は含まれています。 アレルギーアレルギーの原因は家が筆頭
大阪府等によれば、アレルギーの原因は、
(1)住環境の変化 (2)食生活の変化 (3)大気汚染 (4)ストレスの増加 (5)アレルギー素因の増加 が考えられています。 その中でも【住環境の変化】として、以下のことが挙げられています。
化学物質過敏症
シックハウス法は不十分シックハウス法の対象有害物質は氷山の一角のみ
シックハウス法で使用が規制・禁止されたのは、「ホルムアルデヒド」と「クロルピリホス」というふたつの有害物質のみでした。しかしシックハウスをもたらすとされる有害物質は他に何百種類もあります。しかしほとんどのメーカーや工務店では、法律で定められた範囲のシックハウス法対策をするだけで「健康住宅」をうたい、それ以上のことをしようとはしません。今や完全な、安全・安心住宅を求めることこそ本当に難しい、特別すぎることになっています。国内の住宅のほとんどは、いまだにシックハウス症候群を生み出す可能性が高いのです。
▼化学物質の室内濃度の指針値(厚生労働省) 厚生労働省が濃度指針値を定めた13物質
[1]と[9]は、建築基準法の規制対象物質 建材マーク F☆☆☆☆ は決して安全ではない
シックハウス法対策として、ひとつ気をつけていただきたいマークがあるのでご紹介します。それが「F☆☆☆☆」(エフ・フォー・スター)」と呼ばれるマークです。これは住宅の内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散させる建材に制限をつけたもので、有害物質の濃度が低いほど多くの星マークがつけられています。しかし注意していただきたいのは四つ星がついているからと言って最高の建材ではないということ。言うなれば、「量は少ないけれど、化学物質を使っているよ」という証なのです。例えば、まったくホルムアルデヒドが含まれない天然の無垢材は「F表示なし」。☆で表すのは一般の人にはわかりにくい表示法ではないでしょうか。
内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材には、次のような制限が行われます。
※1)μg(マイクログラム):100万分の1gの重さ。放散速度1μg/m2hは、建材1m2につき1時間あたり1μgの化学物質が発散されることをいいます。 24時間換気の義務づけは本末転倒今、日本で建てられている住宅の多くが高気密・高断熱住宅です。住宅の気密性を高めることで、断熱性能を高め、その結果、省エネルギー住宅を実現しました。しかし、気密性を高めるということは、家自体を密閉状態に近い状態にすることです。もしその家に、有害化学物質が使われていたらどうなるでしょう。呼吸をする度に、濃度の高い有害物質を体の中に取り込むことになります。一日のうち、そのほとんどの時間を家の中で過ごす赤ん坊やその母親、また高齢者など、抵抗力の弱い人間が直にその危険にさらされることになります。皮肉なことに、高気密・高断熱住を建てる人が増えたことで、シックハウス症候群を訴える人も増えてきました。
対策 どうすればいいの?水俣病などの公害や、薬害スモンや薬害エイズ、アスベスト被害等において、厚生省(厚労相)や建設省(国交省)が予め危険を認識していながら、産業優先で危険性を認めてこなかった歴史を私たちは忘れていません。健康は自己責任で考えていかなければならないのが現状です。 よいものの足し算で考えるF☆☆☆☆であれ、化学物質を含む素材をたくさん使えば結局は「ちりもつもれば山となる」で、有害物質にまみれてしまうことに。そうではなく、よいものだけの足し算で考えれば、安心度合いは段違いです。 出来うる限り化学物質を使わないこと
有害な接着剤、塗料、集成材、合板を使わない。家具やシステムキッチンなどにも気をつける。 自然素材を使用すること(無垢材など)
F☆☆☆☆ さえも示さないでよい、安心な家具と建材を使いましょう。
・因に新建材(集成材、合板、多くのフローリング等々)はほとんどがダメと思っていたほうがよいでしょう。 ・適度な通気、適度な気密性を確保すること
・化学物質や、ダニなどのアレルゲンが増加しないように湿気を逃がすよう、自然な換気、風通しを考える。機械換気は補助手段と位置づける。
気をつけよう まやかしの健康対策。エコ対策
ご参考:化学物質は時間が経ってもなくなるわけではありません
化学物質は、住めばすむほど揮発して消えていくのではなく、長くかかって揮発していきます。そしてグラフでも5年後に増えているように、内側からだんだんと出てくることもあります。
▼ホルムアルデヒド ![]()
H13年度室内環境学会総会 一般研究 「同一工法で築年数の異なる住宅の室内環境比較−The Hokkaido Healthy Housing
Study−」 武田美耶、西山加寿子、中井里史、柳沢幸雄、熊谷一清、篠原直秀、H3研究グループより
健康住宅を考え直す
日本ではまだまだですが、ヨーロッパでは電磁波の害は意識されています。 電磁波にも注意 ちなみにスウェーデンの基準の10倍の電場まで日本では問題ないとされています。 危険である事が証明されるまでは安全と考えるか、安全であると証明されるまでは危険と考えるか (予防原則)、大きく2つの考え方がありますが、予防原則で考え、長い時間の住まい方の中で安全とされてきたものを選択すべきではと思いませんか。 たった4ミリガウスの電磁波で、小児白血病が倍になるというデータもあります。例えば IH調理器の電磁波の基準は、10センチ離れて40ミリガウス。これではたして安全と言えるのか?国連機関であるWHO(世界保健機関)は、「平均3〜4ミリガウス以上の磁界に日常的にさらされる子どもは、もっと弱い磁界で暮らす子どもに比べ、小児白血病にかかる確率が2倍程度に高まる可能性を認めた。WHOは新基準に基づき、各国に予防策をとるよう勧告する」と2007年6月に発しています。 実際、化学物質過敏症の方は、電磁波過敏症(蛍光灯もつらいケースもあります)を併発するケースも多く、複合的なストレスも原因なのかもしれません。 ※黄色は、スウェーデンのガイドラインの基準を超えているものです。
計測器:Schwingstechnik社製フィールドメーターFM-6型 ※プラズマテレビの値が低いのは、元々ヨーロッパにも受け入れられるように製造しているためと思われます。
対策
・太陽電池は、電磁波リスクを回避しながら。 特にインバータと生活圏との間に距離を持たせた方がよい。
・I H クッキングヒーターはできれば避けた方が安心(危険とも安全とも結論が出ていないので)。 ・必ずアースをとること。 ・無線LAN よりは有線LAN がよい。 ・電場の影響を考えた配線を考える。電場をカットすることで症状が無くなる事例があります。 (下図になるように、磁場はスイッチを入れてから発生するが、電場はコンセントをつないだ時点で発生。) 出典:レジナ(コンセントを入れた時点で、スイッチOFF でも電場が発生していることに注意)
健康住宅を考え直す
その他 温度ムラ
家の中の温度にムラがあると、コールドショックなど、急な温度変化で具合の悪くなることがあります。
対策: 空気の流れに気をつけたり、エアコンなどを中心とするのでなく、家全体の断熱と蓄熱といった、室内全体の温熱性能に気を配りましょう。 冬であれば 、エアコンよりも輻射熱を利用するストーブなどがオススメです。 湿度 湿気は大敵過度に高い湿度は、カビやダニの元となり、アレルゲン(アレルギーの元)となります。また、結露は壁の内側に起こると壁の内側や家の駆体、構造材/柱などを腐らせる元となり、たいへん危険です。特に高気密住宅の場合、内部結露の危険性があります。一方、過度な乾燥も決して体によい訳ではありません。 リンク |
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