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テーマ:井上ブログ

育てる住まい
 
こんにちは、スタッフの井上です。
 
天然住宅が設立し、10年という年月が経ちました。
これまで、家づくりを通じ、たくさんの方々の暮らしや人生に、関わらせていただきました。
10人いれば10通りの家づくりがあるように、その後の暮らしも人生も、お客さまと同じ数だけある!ということを実感した10年でした。
 
天然住宅が今、家づくりを検討されている方に届けられることは何だろうと考えた時、天然住宅で暮らしている方の暮らしの様子をもっと伝えていきたいと思いました。「どんな家が建つの?」と同じくらい、「どんな風に暮らしているの?」や、「家はどんな風に変化していくの?」ということを知りたい方は、きっととても多いと思うからです。
 
今回ご紹介するのは、2010年にお引渡しさせていただいた千葉県のO様邸です。
お引渡し当初は、草も生えていなかったお庭が、年月を経るごとに、どんどんと変化していきます。
まるで森のような、草原のような、はたまたお花畑のような美しい佇まい。建て主さまのセンスを感じます。
 
そんな建て主さまは笑ってこう言うのです。
「(庭をいじることが)好きなんですよね。ただ、それだけなんです」と。
 
「ただ、それだけ」とは思えない、まるでアート作品のようなお庭だと、訪問するたびに思うのですが、O様にとっては日常のごく一部、本当に「ただ、それだけ」のこと、なのかもしれません。
 
お庭づくりや、自分の心に触れたものを少しずつ集めながら、自分たちの住まいを、少しずつ居心地の良いものに育て、日々を楽しまれているO様の暮らしぶり(住まいの変化)から、家づくりや暮らしづくりのヒントを見つけていただけたらうれしいです。
 
そして、暮らしの中で、「ただ好きで、ただやってしまうこと」にこそ、暮らしを豊かにするチカラがある、そんなことも感じていただけたらと思います。
  

1年目の冬 ーお庭づくりを少しずつー

育てる住まい
育てる住まい
育てる住まい

暮らしはじめて4年が経った頃 ー家具もすっかり馴染んでー

育てる住まい

育てる住まい

育てる住まい
育てる住まい

育てる住まい

家族7人が暮らす家 ー床の色にも変化がー

育てる住まい

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育てる住まい
育てる住まい

住まいの変化は外にも ー景色を楽しめる庭にー

育てる住まい

育てる住まい
育てる住まい

育てる住まい

育てる住まい
育てる住まい
育てる住まい
育てる住まい

7年という年月が経って ーまるではじめから、そこにあったかのような景色ー

育てる住まい

育てる住まい
育てる住まい

育てる住まい
育てる住まい

庭だって、暮らしをつくりゆく大切な一部だから

育てる住まい

育てる住まい
育てる住まい

育てる住まい
育てる住まい
育てる住まい

育てる住まい

テーマ:田中ブログ

2年点検で、建て主様のお宅にお邪魔しました。

2年経つと暮らしも落ち着いてきて、
家が建て主様に馴染んで来ているような感覚があります。

建て主様としても、
暮らしてみなければわからないこともあると思いますし、
暮らしてみて、これがあるといい!という発見もあるかと思います。

収納兼ベンチは、建て主様が、
他のお宅の見学会にお越しになられたときに見て、
気に入っていただき、採用されました。
収納兼ベンチ
収納兼ベンチ(モデル:井上)

ベンチとしても座れる収納棚(箱)です。
棚板は可動棚になっています。

高さもダイニングチェアと合わせれば、
より使いやすくなります。

今回、お邪魔した際には、
木製のボックスが入って、より良い雰囲気になっていました。
収納兼ベンチの木製ボックス
建て主様が自ら採寸し、棚にピッタリ収まる杉の箱を新たにつくりました。

無印良品の製品なども検討したそうですが、
価格的に大きな差がなかったので、
杉でつくることにしてくれました。

棚と同じ、杉の素材なので、相性はばっちりですね。
一つ一つのボックスの表情が違うのも素敵です。

生活しながら、少しずつ住みやすくしていくのも楽しいと思います。

テーマ:増本ブログ

5月に開催したくりこまツアーの参加者、Detox Of Life合同会社の石澤さんが千葉の無垢杉でサーフボードをDIYできる企画を立ち上げました。



牡蠣漁師さんが海を守るために森に入るという話、「森は海の恋人」は教科書に載りましたが、
「サーファーが森に入り、海を守る」も2,3年後には教科書に載るんじゃないかと期待しています。

石澤さんはくりこまツアーでお話したときも既に企画を進めていて熱心に動いたり、話を聞いて回っていました。
もっと森のことを見に来たかったと、長い髪をたなびかせて語っていた様子がとても印象的でした。


皆様ご存知と思いますが、日本には荒れた人工林がそこかしこにあります。
せっかく再生可能な資源である木が山のようにあるのに、活用されずに放置されてしまっています。
その放置された人工林が下流の川や海の環境にも悪影響を及ぼし、かつ水害や土砂災害の一因にもなっています。

その人工林と向き合い、森を、木を生かそうと挑戦しているのが、くりこまの一味と我々天然住宅です。
詳しい話は下記のブログに譲りますが、くりこまツアーでは、その挑戦の現場を見て、奮闘している人たちに話を聞くことができます。


私たちと一緒に森に入り、感じ、話を聞き、学びませんか?
くりこまツアーは一見すると子供向けのように見えますが、大人の好奇心にもお応えできる内容を用意しています。

増本
皮むき間伐
製材

テーマ:天然住宅×賃貸のブログ

モーラの家
天然住宅のコンセプトは「森を守って、健康、長持ち」です。

具体的に言うと、
①化学物質を極力排除して住む人建てる人の健康を守る家を建てる。
②国産材をたくさん使って家を建てることで、鬱蒼とした日本の森を元気にする、海外の森も壊さない。
③建て主様が生涯にわたって建て替える必要がなく、子、孫、その先の代まで引き継げる、とんでもなく長持ちする家をつくる。
④何よりも建て主様に喜んでもらい、建て主様に物質的にも精神的にも豊かな暮らしを送ってもらう。

おかげ様で子育て中のご家族や、これまでの家づくりで酢いも甘いも味わってきたお客様を中心に家を建てていただいています。
ただ、転勤族だったり、どうしてもお金が用意できなかったり、自分では建てられないという方も多々いらっしゃいました。
そんな方たちでも天然住宅に住む1つの方法として天然住宅の賃貸住宅があります。
さらに賃貸住宅は価値観の近い入居者が集まるなど、賃貸住宅、集合住宅だからこその楽しさ、魅力もあります。

これまでにも首都圏を中心に天然住宅の賃貸住宅を建ててきましたが、空室がほとんど出ず、居住者の居住期間も一様に長く、居住者にも、建て主様にも満足していただいています。

天然住宅ではこれからも賃貸住宅を企画して建てていきます。
企画の様子や、賃貸物件の日常、お知らせなどこのブログでお伝えしていきたいと思います。
更新を楽しみにしていただければと思います。

増本

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天然住宅の賃貸物件の募集状況は提携のミドリムシ不動産のサイトからご確認ください。
※詳細検索でテキストボックスに天然住宅と打ち込んで検索してください。

これまでの施工事例は下記からご覧ください。
天然住宅の施工事例

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テーマ:田中ブログ

くりこまツアーのブログを参加したスタッフみんなで書いております。
それぞれがテーマをもって書いているのですが、
私は、くりこまの取り組みと、このツアーの「意義」というなんとも堅いテーマを掲げてここに記していこうと存じます。(口調も堅いぞ!)

くりこま皮むき間伐ツアー
くりこまでは、大場さんを中心に、
森や木材をうまく活用し、山側で産業が成り立つための仕組みづくりをしています。

「くりこま」と一言で言いますが、
それぞれの役割により、団体がいくつかあります。
(しんりん、サスティナ、くりこまくんえん等)
現地のスタッフの方々が、どの団体に属しているのか、
一度ツアーに行くだけだとよくわからないと思います。

ですが、それぞれが連携していて、
「森を守る」という目的は共通しています。

利益を出すことも、森を守るために必要なことです。
でも、森を守れない環境を破壊するようなビジネスはしない、という信念があり、
その部分に私たちも共感してます。

くりこまで行おうとしていること、
それは「森とともに暮らす」ということだと思います。
林業で生計を成り立たせるのは難しいです。
森を守りながらそれを実践するのはもっと難しいことです。
それを実現するための様々な取り組みがここにはあります。

そのために、先駆的な取り組みもしていますし、
前例のない挑戦もしている稀有な存在が「くりこまの一味」です。

だからこそ、一見の価値があるツアーなのです。

そのような取り組みを実践するためのポイントは
①林業の初期コストを抑えること
②樹を端から端まで使うこと
③付加価値の高いものから使っていくこと
④お客様や街側とつながること
⑤楽しむこと
なのかと思います。

くりこまでの取り組みはそれだけを見学しても、
比較対象がないので、何が新しいのかわからないかもしれないのですが、
それぞれの挑戦に意味があり、これがうまく組み合わさっていけば、
とても重要な成功事例になる可能性があります。

それぞれの取り組みにどんな「意義」があるのか、という視点でツアーを紹介します。
◆家具づくり

木材を市場に出すときに付加価値の高い製品は何でしょうか?

1位 家具
2位 家(無垢材)
3位 燃料(ペレットや薪)
4位 合板・集成材
5位 パルプ(紙)

山側で付加価値の高い製品をつくることは、
大切なことです。
くりこまの家具
くりこまではデザイナーが手掛けた無垢杉の家具を製作しています。

このような、
無垢で、そして山側でつくる家具を購入することは、
山を守ることに、より大きな寄与になります。

天然住宅事務所で座れますので、
ぜひ体感しに来てください!
◆ペレット
ペレット

切り倒した丸太から家に使える部分はどれくらいでしょうか?
丸太の体積の約3割です。
家を建てるためだけに木を切るのならば、7割は捨ててしまうということになります。
もちろんそれではもったいないので、
くりこまでは残りの部分をペレットにして提供しています。

丸太からペレットをつくっているところもありますが、
採算性を考えると、建築の端材でつくることができた方がより良いと考えています。
◆薪ステーション
薪ステーション
薪ステーションでは、通常捨てられてしまうような
隣地残材から薪をつくり、保管(乾燥)しています。

この薪は主に「ウェスタ」という団体が扱っています。
温泉施設のボイラー用にしています。
ボイラーを施設に貸し出して、「熱」を買ってもらうという仕組みです。
こうすることにより、製品としての薪として取り扱えないもの(針葉樹の薪等)も
熱として利用することができるので、木を無駄なく使うことができます。
◆牛と馬
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山に牛がいます!
牛は夏に際限なく生えてくる下草を食べてくれます。
山仕事の中で、夏の重労働の3本の指に入る下草刈り作業を手伝ってくれます。
5年前植林した森
5年前に植林した森です。

植林した杉や桧は、はじめ背が低いので雑草に負けてしまいます。
陽が当たらないことで成長が遅くなってしまい、
あまり環境が悪いとそのまま枯れてしまうこともあります。

柵の内側が牛を放ったところ、
外側が牛が食べていないところです。
外側の杉は背が低いのがわかります。
下草を処理するかしないかで、成長に差が出ます。
馬
馬もいます!
その昔林業に馬は欠かせませんでした。
馬が木を運んでいたのです。
これを「馬搬」といいます。

もちろん軽トラも使用しながら、
馬搬と有効に組み合わせてつかっています。

通常、林業は高性能林業機械をはじめ様々な機材を調達しなければならず、
初期コストがかかることが常識です。
そういったコストをかけなくても始められて、行っていける方法として、
自伐型林業とともに、実験的にこういった取り組みもしています。

◆自伐型林業
◆自伐型林業
前述のとおり初期コストのかかる林業に対し、
「自分で伐採してできる林業」が全国で広がりつつあります。

大型の機械への投資をおこなわず、軽トラ、軽架線、小型のユンボなどだけで始められる林業です。

また大型トラックが通れるような5~6m幅の林道をつくらず、
2~3m幅の道を作り行うため、森も壊さずにおこなえます。

くりこまでも自伐型林業の方法を取り入れています。
◆皮むき間伐
皮むき間伐
これはツアーの広報文にも書いてあるので内容は割愛ですが、
感想としては、何度やっても「ちょー気持ちいい」もしくは「何も言えねえ」です。
◆植林
◆植林
植林には銀行が融資してくれません。
いわば「現代林業において、やってはいけない」ことです。
コストばかりかかって、取り戻せるのは100年後ですから。

それでもエコラの森には、
盗伐された場所がたくさんあるので、
セブンイレブン財団さんなどの助けを借りながら、
毎年植林も行っています。
今回も、800本の苗木を植林しました。

植林作業中
大場さんは100年、200年後この森が美しい針広混交林になってほしいといいます。

私たちはその姿をきっと見れません。
子や孫の世代になってようやく見ることができるものです。

今の取り組みが礎となり、
次の世代が引き継いでくれればいいなと思います。

この思いをバトンタッチできるように、
この新たな取り組みを継続し、
よりよい形にすることが私たちの世代ができることなのかと思います。

思いにカタチはなく、
引き継ぐのはとても難しいことだけれども、
子供たちと出かけていって、
ともに体験して、少しずつ育んでいけるものがあったらいいなと思います。