調布駅からほど近い、閑静な住宅地に建つこの家には、防音ルームが併設されています。
防音室・防音工事の施工を手掛ける「環境スペース株式会社」協力のもと、ご主人の「ドラムも叩きたい」というリクエストをかなえた、本格的な仕様になっています。
一般的な防音室は、化学物質を多用し、その上で密閉状態にしているため、健康への影響が大きくなることが懸念されます。
今回はそのような素材を極力使用せず、自然素材も使いながら、居心地の良い空間をめざしました。
結果的に、接着剤などの匂いがしない、国内でも比類のない「安全な防音ルーム」になりました。
ご自宅は2階建て、正方形型の32坪のベースプランをもとに設計しています。
室内の中央には建主様自ら伐採した丸太の大黒柱がそびえたちます。
屋根の上には太陽熱温水器と太陽光パネルをのせました。
自然素材の家を建てたことで、家具やファブリックも、「無垢材のもの、自然素材のものを自然と選ぶようになった」とおっしゃる建主様。
意識の変化は少しずつ、暮らしへの変化にもつながっています。
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