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第128回 省エネ生活のすすめ

自エネ組の独立電源システム

自エネ組の独立電源システム
天然住宅では光熱費が安上がりになるが、
さらに自給エネルギーチーム「自エネ組」と組んでエネルギー自給の仕組みも広げている。

家の電気を自給したいという要望があって
その対応をしようとするのだが、打ち合わせをしていくうちに、
雲行きがあやしくなっていくことが、よくある。

何かというと、電気消費量が多すぎるのだ。
毎月の電気代で言って、せいぜい毎月5000円以下でなければ自給はできない。
それ以上を自給するとなると、バッテリーも太陽光発電パネルもインバーターも大きなものでなければならず、
多額のイニシャルコストが必要になってしまうのだ。

一方で、電気料金が毎月10,000円を超えている世帯はザラにあるのが現実だ。

省エネへの道~その1~

家が建ったら省エネすると言われても、
費用をかけたにもかかわらず、後々やっぱりできませんでしたというわけにはいかないし、
こちらとしても自信をもって実施することができないので、
「いつでも入れられるようにしておいて、そのときになったら入れるようにしましょう」ということにしている。

電気を自給するのに大切なのは、何より省エネなのだ。
省エネすれば電気消費量も少なくなるからバッテリーも少ししか要らず、
太陽光発電装置も小さくて済む。

省エネのコツはズバリ二つ。

熱に電気を使わないこと省エネ製品を使うことだ。

まず電気を熱に使わないことだが、確かにヒートポンプを使うエアコンは省エネになる。
冬の暖房は周囲の暖かさを集めて暖房するが、寒すぎる地域ではそれもできないし、
周囲に寒さを放熱する結果、室外機を凍り付いた雪だるまにしてしまう。

もちろん熱はニクロム線を熱しただけの熱になる。
すると恐ろしく効率の悪い電熱器になってしまう。
電気は熱から作り出した質の高いエネルギーだから、
本当に必要な場所に限った方がいい。熱に使うのは無駄なの だ。

省エネへの道~その2~

もう一つの省エネは、家電メーカーが努力したものだ。

家庭内で一番消費量の多かった冷蔵庫は実に97%も省エネして動くものにした。
それだと今すぐ買い替えても元が取れるほどになった。
もちろんその後の消費量もごくわずかだ。
他の製品も画期的に省エネしたし、今なお省エネ競争は続いている。

やってみると月の電気料金5000円程度に落とすことも無理ではない。

それを考えたうえで上質な住まいを手に入れてほしい。
建築の際には、さらに室内の断熱に努力したり、空気の循環や外気の利用などで快適さを担保することもできる。

そう考えてから天然住宅を見直したら、最低限必要な条件を満たしていることに気づくのではないか。
もちろん余裕資金との相談だが、もっと良くすることだってできる。

本当はウチにいる建築士だってもっと腕を振るいたいのだと思う。
建築の前に省エネのことに興味をもって、普段の生活から取り組んでもらえれば、
もっと深い話をすることができるはずだ。
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