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【お住まい訪問】人も生き物も憩える公園のよう。土庇のある家(前編)

こんにちは、スタッフの井上です。

「造園が完成したので」とお声かけいただき、去年の秋に引き渡しをした練馬のお住まいを訪問してきました。

 
緑がたくさん!ちいさな池もあり、まるで公園のようでした。

尾長やひよどりなど、鳥もたくさん来るそうです。

人間だけじゃなく生き物にとっても憩いの場になっているんですね。

お子さんの友達もたくさん集まります。

かけっこやかくれんぼ、水鉄砲大会。夏はプールを出して水遊び。

「帰りたくない!」と駄々をこねる子がいるとのこと、その気持ち、分かる気がしました。

もともとこの場所には、建主様の曾祖母が建てた家が建っていました。

建主様も幼少期に住んでいた思い入れのある家。

老朽化が進み、改修は難しく、築86年での建て替えに。

かつての家の思い出を残せたらと、洗面室のタイルや瓦屋根、庭石を、新居の庭や玄関アプローチに再利用したそうです。

使える素材を活かしたい、そんな思いもあったのだと思います。

室内は、新築なのに懐かしい感じがしました。

お祖母様が使っていた年代物の木製家具の存在が、そう感じさせたのかもしれません。

椅子は、座面の割れを修理しながら使っているそうです。

キッチンや洗面室に選んだタイルも、レトロでやさしい感じがしました。

 
建主様の家には、海外在住の友人たちがよく泊まりに来ます。

時には2ヶ月ほどの長期滞在も受け入れるそう。

皆さん口々に「よく眠れた〜」と言ってくれるそうですよ。
 
「家にいるだけでリフレッシュできるから遠出する必要がなくなりました」とは建主様の言葉。

「朝起きて天井の木目を見ると幸せな気持ちになります。以前はマンション暮らしで無機質な感じだったので」とも教えてくださいました。

 
冬も床がひやっとした感じがなく、ペレットストーブ1台だけで暮らしました。
(暖気が2階に届きやすくなるよう、吹き抜け階段の上部にシーリングファンを設置しました)
 
また、新築にあたり、太陽光発電パネルと、エコワン(ハイブリッド給湯器)も設置。
「月々の電気代は、売電と買電でトントンか、時期によって少し足が出るくらい。ガス代は月3千円程度。暖房費はひと冬のペレット代が2万7千円程だった」とのこと。

イニシャルコストがかかるので一概には言えませんが、太陽光発電パネルは優先順位の高い設備と言えそうです。
 
長くなったので、続きは後編で・・

よろしければ、竣工間近のブログもご覧ください!

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