こんにちは、スタッフの井上です。
最近、天然住宅ではじまったのが、自社での木材の手刻み加工。来月上棟を迎える調布市の戸建て住宅の木材を、棟梁の中村大工が刻んでくださってます!
これまでも天然住宅の基本は、プレカット(機械)工法でなく、手刻みでしたが、木材供給を担うくりこまの大工にお願いしていました。
自分たちでやれる部分を増やしていきたいという考えから、自社刻みできる体制を少しずつ整えていくことになりました。
刻みができるスペースを確保するため、神奈川県相模原市に新しく倉庫を借りました。何だかアジトのような雰囲気!
大工が木材を刻む前に書く平面図(図板)、それを眺める中村大工 大工道具ってカッコいいですよね
ちなみに・・今回の取り組みを私たち以上に喜んでいるのが中村大工です。
「自分で刻んだ木で家を建てることは大工冥利に尽きる!」と、とても前向きに取り組んでくださっています。
複雑な仕口や継手、一本一本異なる木の特性を見極めながらの作業は、技術力のある大工だからこそ成せる技。(そんな大工でも悩みながら進めています)
プレカット加工に比べ、手間や時間は何倍もかかりますが、昔から伝えられてきた手仕事の技術を次世代に残していくためにも、天然住宅はこれからも「手刻みでの家づくり」を大事にしていきます。
追掛け大栓継ぎ
刻んだ木材を試しに組んでもらいました
ピッタリ!!
三本の木が、まるで一本の木ように
週末には建主様が、刻みの見学に来られます。
家づくりをさらに身近に感じていただきつつ、完成がさらに待ち遠しい!そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
現場の様子はインスタグラムでちょくちょくご紹介していますので、ぜひフォローしてください。
https://www.instagram.com/tennen_jutaku/
▼スタッフ下岡が作成した現場見学の動画も合わせてどうぞ!