

こんにちは、スタッフの井上です。
先日、国分寺市で上棟を迎えました!
今回は、天然住宅の規格型住宅「KAERUIE」の建築です。「無理なく建てて、豊かに暮らす」をコンセプトに、健康に配慮した素材を選びながらも、こだわりすぎず、中身と価格、ちょうどいいバランスを考えて設計しました。
素材へのこだわり

外壁材や内装材には新しい建材を採用しましたが、構造材はお馴染みのKURIMOKUの木材を使用しています。
低温でじっくり燻煙乾燥させた木材は、香りや精油分が残っていて、腐りにくく、虫がつきにくく、カビが生えづらいといった特徴を持ちます。また、木本来の美しさや粘り強さも併せ持ちます。
さらに、防カビ処理には化学薬品を使いません。耐久性だけでなく健康にも配慮された木材です。

「KAERUIE」がつくる未来
規格型とは言え、上棟の時点では、いつもの天然住宅の家と遜色ありませんでした。
これから外壁や内装の仕上げが進むにつれ、どのように違いが出てくるのか楽しみです。
KAERUIEは、健康や長持ちだけでなく、「森を守る」という私たちの原点も大切にしています。
林産地と工務店が直接つながり取引することで、より多くのお金が林産地にまわります。
このような家が、これからもっとたくさんの方に選ばれていったらいいなと思います。
上棟でいつも思うこと

上棟は、何度見ても(静かに)興奮します。
50年以上かけて育った木が、新たな命を宿し、東京のこの地にやってくる。数百本という無垢の木を使う家づくりは、まるで木を植えるような、街に森をつくっていくような感覚がするのです。
完成は夏頃の予定。 また進捗をご報告します!
