こんにちは、スタッフの井上です。
天然住宅の恒例行事、植林&皮むき間伐イベント@くりこまに今年も行ってきました。
下は、よちよち歩きがかわいい1才のお子さんから、上は70代のアクティブなご夫婦まで!
スタッフ合わせると、今回も30名超の大所帯。賑やかな3日間となりました。
イベント後、スタッフがそれぞれの視点でブログを書くのも恒例となっていますが、私は700枚近くある写真から、思い出のアルバムを作るような気持ちで選んだ写真とともに、今回のイベントを振り返ってみたいと思います。
最後までどうぞお付き合いください!
(1) (2) (3)
(1)参加者の皆さんに、イベント前からワクワクしてほしくて、初めて「旅のしおり」を作ってみました。表紙は設計の小野寺が描いてくれた力作です!
(2)研修所のリビングにイベントのスケジュールを貼りました。なんだか合宿っぽいですね〜
(3)オリエンテーション中です。自己紹介をしてはじまります。お茶とお菓子をいただきながら、この時点ですでにアットホームな雰囲気。
▲エコラの森の麓にある研修所です。温泉宿希望の方以外は、3日間ここで寝泊まりします。 ▲開催地「エコラの森」の入り口。この季節、緑が気持ちいい! ▲エコラの研修所。食事やセミナーを聞くお部屋です。 ▲参加者やスタッフが寝るお部屋。男女別の相部屋です。 ▲スタッフの子ども達、馬に乗るのを毎回楽しみにしています。 ▲夜にお酒を飲みながら交流中。1歳のWくんのあまりのかわいさに大人達はみんなメロメロでした。 ▲子どもたち同士、年齢関係なく仲良く過ごす姿も、このイベントの見慣れた光景です。 ▲前回にはなかったハンモック。子どもにも大人にも大人気でした。
【1日目】薪ステーションで薪割り体験
【2日目午前】牛さんのいるお山で、植林!
▲林業者にとって、下草刈りはとても大変な作業です。エコラの森では、牛が草刈りの救世主!写真手前の木は同じ時期に植林をしているのですが、左側と右側で生育状況が違う(左側のほうがよく伸びている)のがわかりますか?左側が牛に下草刈りをしてもらったほうなんだそう。動物の力、恐るべし!です。
▲かなりの急傾斜! そして炎天下!! ▲その分、眺めは最高でした。
▲人懐っこい牛さん達が、人間を見つけてやってきました。 ▲動物と人間が思い思いに過ごしているいい写真。 ▲お顔も真っ赤に日焼けしちゃいました。 ▲3日間フル参加は初めてのスタッフ濱中。真剣な表情です。 ▲リピーター参加のAさん。今年は家族で参加してくださいました。 ▲この日は全国的にも記録的な猛暑日。みんな本当に暑かったと思いますが、黙々と(楽しみながら)作業してくださいました。
▲スタッフ濱中。パパの顔ですね〜 ▲大きく育ってね〜 ▲スタッフ小野寺もがんばってます! ▲私は苗木数本植えただけでへとへとでした。。
【2日目午後】もっともっと剥きたかった、皮むき間伐
▲つるっとむけました〜 ▲初参加のSさんご夫婦、表情からも楽しさが伝わってきますね。 ▲スタッフ田中です。どこまでむけるでしょうか?!
▲森が大好きなスタッフ増本も楽しそうです。 ▲スタッフ田中の子ども(5才)です。真剣な表情で手鋸を使います。
【合宿めし】体をめいっぱい動かした後の食事はとびきりオイシイ!
▲山仕事の後は、いつも以上にお腹が空きます。献立は何だろう〜と楽しみが募ります。 ▲こちらは朝ごはん。朝から豪華です! ▲早く食べたいよ〜 ▲みんなで手を合わせて、いただきます。
▲参加者の方も一緒に、準備や後片付けなどをやります。積極的に関わっていただきありがとうございます! ▲特に席は決まっていません。空いているところに座ります。温泉後、さっぱりしたところで和やかな夕飯タイムがはじまります。
▲午前の部の植林が終わり、山から降りてきた後の、お昼休憩。外で食べました。 ▲研修所の前にある、大きなウッドデッキ。木陰は気持ちいいです。 ▲大きな炊飯器でお米を炊きます。まさに合宿です! ▲2日目夜はバーベキューを。たくさん食べてね〜
【3日目】製材所見学
【3日目】木地師に学ぶ、無垢の木スプーン作り
▲3日目。地元の木地師、工房とみはりの富張さんによる、スプーン作りワークショップ。 ▲スプーンかターナーを選んで作業開始。あらかじめ成形してもらったものをさらに彫刻刀で削っていきます。約2時間のプログラム。
▲黙々と作業中。 ▲真剣な表情ですね。
また、秋に会いましょう。
もう何十回と足を運んでいる、くりこま。
正直、新しさのようなものは、あまり感じることができなくなってきました。
それよりも、今年もやってきたなぁという、しみじみとした安堵感が年々増しています。
でもそれでいいのかな、と思っています。
ここの山や、その山を守っている人達に、毎年必ず会いに行くということ。
そう約束し、その約束を果たせることが嬉しいんです。
木の命をいただく行為、生産者のこと、その後のプロセス。
さまざまな過程を経て、建て主さまに継がれていく住まい。
家という、人の人生の土台を支える大きな器が、単にお金を出して買えるものではないということを生産地に足を運ぶことで改めて感じることができます。
そういう原点の気持ちを思い起こさせてくれるのが、このイベントに参加する醍醐味のような気がします。
春に皮をむいた木は、秋に伐採をします。
伐採イベントは、11月2(土)〜4(月祝)に開催することが決まりました。
今回参加された方も、過去に参加したことがある方も、もちろん初めての方も、どなたでも参加できます。
秋は紅葉が見事だと思います。
ぜひ一緒に、行きましょう。
私もまた、くりこまへの里帰りを楽しみにしたいと思います。
▲まってるよ〜 ▲念願だった桜井こけし店へも行けました♪