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【ビフォー&アフター】自然素材のマンションリノベーション(前編)

こんにちは、スタッフの井上です。

今日は、2021年にお引き渡しをした、「アートと緑をつなぐマンションリノベ」のビフォー&アフター写真をご紹介します。

建主様は杉並区に暮らす30代のご夫婦。未就学児のお子様との3人暮らしです。

もともと別棟にある定期借家の分譲賃貸マンションに住んでいらっしゃいましたが、契約満了に伴い中古マンションを探すことに。(物件探しのエピソードは >>こちら) 
 
ひと月半という限られた期間の中で内見したのは20件以上。途中諦めそうになりながらも、タイムリミット直前に同マンションの分譲が奇跡的に売りに出され購入を決断されました。

築15年、水回りなどまだまだ使える状態でしたので、再利用できるところはしつつ、主に間取りの変更と内装工事を行いました。
 

 
リノベーションにあたり、建主様からいただいた要望がこちらです。

・リビングは隣にある和室と一つにしたい
・キッチンはオープンキッチンにしてゆったり使いたい
・本や書類が増えがちなので収納を多くしたい
・寝室は畳にしたい

  
さて、どんな風に変わったでしょうか。
まずはリビングから見てみましょう。

※アフター写真は完成時とお住まい時が混ざっています

リビングは隣の和室とつなげて広々としたワンルームに。壁は漆喰の塗り壁で、全体的に明るい印象に。

リビングをぐるりと囲む腰高の収納は容量がある割りに圧迫感がなく、飾り棚としても活用いただいています。

既存のアルミサッシの内側に、木製インナーサッシを取り付けました。断熱性能も高まり、見た目や触り心地もあたたかに。
 
リビングを別角度から見た写真です。奥に見えるのはワークスペース。

続いて、キッチンです。

一番の変化は、吊り戸棚をなくしたことで部屋を広く見渡せるようになったこと。窓からの景色(緑の多い広い公園がのぞめます)も楽しめる、解放感のある空間に!

キッチンはステンレス製。ホーローパネルを貼ることで、壁の汚れも水拭きで簡単に落とせます(マグネットがくっつくのも便利)。
 
 

続いて、寝室です。

もともと洋室だった部屋に、国産の減農薬い草を使用した畳を敷きました。畳床も国産のわら床を使用。防虫・防カビ加工のない畳はい草の良い薫りがします。

リラックス効果も高いようで、建主様曰く「毎日ぐっすり眠れる」とのこと。


続いてウォークインクローゼットです。

スペース的に申し分のない広さです。内装は杉の板張り。
 
 
そして玄関です。

下足箱は無垢杉で造りました。上下にスリットが入っているのは、通気用です。

もともと杉の木は調湿効果の高い素材ですが、スリットが入ることで、空気が循環し、湿気がこもる心配もありません。
 
廊下の雰囲気も変わりました!

 
ちょっと長くなってしまったので、今日はここまで。

後編では水回りのビフォー&アフター写真とこのお家ならではのこだわり、収納をご紹介予定です。
お楽しみに!
 
▼今回のお住まいの建てもの写真はこちら
https://tennen.org/house_contents/17431

天然住宅はリノベーションも得意です


戸建て専門と思われることもあるようですが、実は天然住宅はリノベーションも得意です。

3月3日(金)に開催する家づくり学校では、「自然素材で変わる、リノベーション術」をテーマにオンラインセミナーを行います。

本日ご紹介したお住まい以外の実例も多数ご紹介する予定です。

物件探しのポイントや工事規模ごとの費用、使用する建材などについても詳しくお話しますので、リノベーションをご検討中の方はぜひご参加ください。

個別のご相談も承っております。
こちらからお問い合わせくださいね。
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