生まれてくる子どもに名前をつける。
その子が一生背負うことになる名前なので、私も2人の子どもが生まれてくるときに随分と悩んだことを覚えています。これから子どもが生まれてくる方のために、参考になればと思い、どう名前をつけたか書いてみます。
名前をつける前に考えたこと
まずは、私と妻の間で、次の二つのことを重視して子どもの名前をつけようと決めました。
①メッセージ
自然と良い関係を築くきっかけになる言葉、意味を持っていること
②リズム、音感
漢字一文字、三音のシンプルな名前
次に、2人で候補となる漢字を書き出しました。
種、芽、花、実、穂、葉、樹、稔、工、紡、櫂、匠、風、光、陽、土、空、岳、然、暦、環、遊、瑞、…
音も一緒に考えながら、あーでもない、こーでもない。
街の中でも、本を読むときでも使えそうな漢字をずっと探していました。
1人目の名前づけ
・経緯
なかなかピンとくる名前に出会えずに出産予定日まで3カ月を切り、どぎまぎしているなか、沖縄旅行に行きました。
そのときに「花季(はなごよみ)」というカフェを偶然見つけて、「季(こよみ)」という名前がピンと来ました。当て字ですが、ちょっぴり古風なのも気に入り、思いついたときは小躍りしました。
検診に通っていた助産院の機器が古かったこともあり、
検診を受けるたびにモニターを血眼で見るも、性別を確信できず。
しかし、季(こよみ)という名前に出会ってしまったので、生まれてくる子は女の子であってくれ!と必死に祈ってました、笑
・季(こよみ)に込めたメッセージ 年間を通じて、その時々の自然の表情や美しさ、不思議さを味わいながら過ごして欲しい
2人目の名前づけ
・経緯
1人目の子のときと同様、あーでもない、こーでもないを繰り返していましたが、妻も私も「環」の漢字を使いたいと一致しました。
2人目の検診では、妊娠5,6か月のときに男の子だと確信できました。
環(たまき)だと響きが女の子っぽい思い、最初に決めたルールを逸脱して環(カン)、環太(カンタ)も迷いましたが、漢字一文字、三音の環(たまき)に落ち着きました。
・環(たまき)に込めたメッセージ
周りの自然や人とのつながりを大切にしてほしい。古代の腕飾りのことを環と言ったそうで、宝物という意味も込めました。
これから親になられる方は、お子様の名前付け、ぜひ楽しんでください。
私はこれまで季(こよみ)という名前の人には出会ったことがありませんが、今後娘の名前に触発された親たちによって、爆発的に増えるに違いないと確信しています、笑
名前を真似されるような魅力的な子に育ってくれますよーに。