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【生ごみコンポストづくり】子どもの自由研究

こんにちは、田中竜二です。

だんだんと、涼しくなり、秋らしくなってまいりました。
夏の終わりは、少し寂しいですが、秋がなくなって四季がなくなる、、、という話を聞いた後では、
秋の訪れを歓迎せずにはいられません。
朝夕の気温の心地よさが身に沁みます。

さて、少し時間が経ってしまいましたが、
息子の夏休みの自由研究で、子どもと生ごみコンポスト(キエーロ)をつくりました。

以前、当社スタッフが製作していた生ごみコンポストのつくり方の記事を
参考にしながら、自分でも製作してみました。

参考にした記事はこちら

実際つくってみて、迷った部分などを追記、補足しながら
記事にまとめてみたいと思います。

①サイズを検討


お庭の置き場所を鑑みて、記事のサイズよりも少し小さめにつくることにしました。

【大きさ】幅60cm×奥行40cm×高さ30cm~45cm

幅15cmの杉板で製作をしたので、上記の高さになりました。
幅や奥行きは置き場所(ご家族の人数)によって、変えてよいと思います。
6人家族の生ごみとしては、少し小さめかもしれません。

②材料の選定


本当は、建築の廃材を利用して製作したかったのですが、時間がなかったので、
今回はホームセンターで「国産杉」を探して、製作しました。

【準備するもの】
・板材3枚(長さ1820mm、厚さ30mm、幅150mm)
・角材3本(1820mm、厚さ30mm、幅20mm)
・ポリカ板(屋根用)


製作する大きさによって、必要数が変わると思いますが、参考にしていただければと思います。
角材は、30mm×20mmのものを選びました。30mm×30mmでも良いかと思います。

板材を切るのは大変なので、ホームセンターでカットしてもらいました。

キエーロの屋根になるポリカ板は、陽の光が入る透明度、雨水が流れる形状のものを選択しましょう。
ポリカ板はホームセンターにワンサイズしかなかったので、
コンポストの幅は、ポリカ板の幅に規定されてしまうかもしれません。(波を横にすればもっと大きくできます。)


③金物の選定


意外と難しいのは、金物です。
種類が多すぎて、選ぶのが大変です。

私が購入したのは、下記です。
(角材の寸法によって変わるかと思います。)

【準備するもの】
・ビス 長さ32mm
・ビス 波板用 長さ35mm
・丁番(フタ用)(L102mm×W70mmくらいのものが良いかと思います)
 ※L64mm×W40mmサイズを使ったら少し小さく取り付けづらかったです。。(写真には載ってません)
・電動ドライバー(あれば楽です)

④組み立て


はじめに設計図を描き、その通りに組み立てました。

設計図を描くのが難しいという方は、ネット上にキエーロの設計図が沢山載っていますので、参考にしてみてください。

⑤土の選定


土は、色々なものが園芸屋さんなどで販売していますが、
黒土」を使うのが良いそうです。

うちでは、庭の土が長年落ち葉などが積み重なった肥沃な黒土だったので、そのまま利用。
その他に腐葉土や廃菌床、EM菌があったので、混ぜました。

早速生ごみを投入。


初めのうちからちゃんと菌が食べてくれて、3日もすれば、ゴミがすっかりなくなります

今回は、土の上に置くタイプをつくりました。
キエーロタイプのコンポストは、土の交換が必要なく、ずっと使えるのがメリットです。

デメリットは、
親戚が面白がって、息子に生ごみを集めて渡してくるので、うちが生ごみの集積場になりつつあります。。。

生ごみの量が多いと、分解が間に合わず、少し匂いがするので、適量(最適なサイズ)を検討するのがよいでしょう。

自由研究も完成して、ひと安心です。




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