先日、船橋市で上棟式を行いました。
現地に近づくと、力強く掲げられた垂れ幕が見えてきました。

上棟式で掲げられる五色の吹き流しは、魔除けや工事の安全を願うもの。古代中国の五行説に由来し、青(東)→黄(中央)→赤(南)→白(西)→紫(北)の五色で、各方位の神様を表しています。

祭壇の準備も整い、いよいよ式がはじまります。
これからの工事の安全と、住まいの完成を願い、家づくりの大切な節目となるこの日。私たちも改めて気持ちが引き締まります。

続いて、土地と建物の安全を祈願する「四方固め」。
建主様と設計士、現場監督と一緒に米・塩・酒を建物の四隅に撒き、清めます。棟梁をはじめ大工、電気工事の職人、天然住宅のスタッフの皆で見守りながら、ひとつひとつの工程を大切に進めていきます。


そして今回は、建主様に2階の床板を一部入れていただきました。
棟梁手作りの木槌で床板を叩く音は、まだ壁のない構造体に心地よく響き渡りました。いよいよ始まるという厳かな緊張感と、完成へのわくわくした高揚感。建物の中に響くその一音一音に、これまでの歩みとこれからの未来が重なり、胸に迫る万感の思いでその音を聴き入ってしまいました。
床板がしっかりと納まるころには、一同住まいへの想いがより一層深まったように感じます。
最後は皆で乾杯をし、記念撮影を行いました。
無事に上棟を迎えられた喜びを分かち合いながら、これからの家づくりへの期待も膨らみます。



建主様からは、現場に入ったときの感想をいただきました。
「ほかの建物とは全然違う。本物の木の香りだけがして、本当に気持ちがいい。」
木の香りを感じながら、新しい家での暮らしを思い描いていただけたこと。私たちにとっても、大変喜ばしい一日となりました。
これからも建主様に安心してお任せいただけるよう、安全に気を配りながら、丁寧に家づくりを進めてまいります。