こんにちは、スタッフの金田です。みなさんいかがお過ごしですか？
雨が降ったりやんだり、空の表情がころころ変わるこの季節、気持ちが落ちてしまう人も少なくないはず。
そんなときに立ち寄れば、鬱蒼とした気持ちが晴れる素敵なお店をご紹介します。
学芸大学駅から歩いて数分の場所に、白を基調としたかわいらしいドアが目をひく、食料品店「GOOD FORTUNE FACTORY」はあります。
お洒落だけど商店街に馴染む優しい雰囲気のその店は、店主である小川さんが2010年に立ち上げました。
意外な経歴をお持ちの店主！？
小川さんは新潟県佐渡市の出身で、以前は高校で教師をされていました。
佐渡島といえば、屋久杉のようなものすごい杉の原生林があり、新潟大学の農学部の方々が管理されていて、今では観光名所となっているそうです。ぜひ見に行ってみたい！
話がそれましたが、教師からどうして食料品店の店主になったのか、そこに至った経緯は小川さんが育った環境が影響していたそうです。
ご実家は和洋菓子店で、幼い頃から毎日お菓子を作るご両親の姿を見て育った小川さんとって、今「ここ」にいるのは自然な成り行きだったのかもしれません。
▲レジ上に飾ってあるギターからもお洒落な雰囲気が。
美味しいものを探すのが好きな小川さん。
教師をされていた頃、休暇に訪れたロンドンで運命的な出会いを果たします。それは、ロンドン北部郊外にある街ハムステッドにある、グロッサリーストア。
日本に帰ってきてからもずっと、そのお店のことが頭から離れず、その数年後に今の「GOOD FORTUNE FACTORY」を立ち上げるときはお店づくりの参考にされたそうです。
だからか、ドアを開けて店内に入ると不思議と海外に来たような感覚になります。
▲店内には気になる商品がずらっと。
店名は語呂が良いで決めた！？
店名である「GOOD FORTUNE FACTORY」。
名前からハッピーな気分が伝わってくる店名はどのように決めたのでしょうか？
「店名は結構考えましたよ。もともとGOOD FORTUNEという単語は使いたくて。ハッピーな言葉でもあるし、まだ使えてなかったからね。だからGOOD FORTUNEという言葉を使いたくて、そこからFACTORYという言葉を絞り出したんです。あとは、ゴロが良かったというのが理由かな。」
と、語る小川さん。
訳すと、「幸運工房」、まさに小川さんは幸運の持ち主であるなぁ、と思った印象的なエピソードがあります。
池袋にあった２号店の経営が思わしくなく、やむなくお店を閉めることになったのが、物販だけでなく飲食もやっていきたいと本気で向き合うきっかけになったそうで。
そのタイミングで、小川さんの行きつけであるレストランがお店をたたむことになり、そこでシェフをしていた方と意気投合して、今では飲食スペース「FORTUNE KITCHEN」（こちらも語呂の関係でGOODは外しているそうです。）でシェフをされています。
▲店内の飲食スペース「FORTUNE KITCHEN」
なんと驚くことに、シェフは、小川さんが以前勤めていた新潟市の高校に通っていた生徒さんなんだそう！
実際の教え子ではないそうですが、小川さんが先生をしていたときに在籍されていて、今こうして東京で一緒に働いている。
まさに、素敵なご縁を引き付ける幸運の持ち主だと思いました！
店はひとつのアート
▲人気のたまとろサラミ
「GOOD FORTUNE FACTORY」には、佐渡島の商品であり人気の生サラミや、イタリアの伝統食であるフィグログという、あまり他では見かけない商品を取り扱っています。特にフィグログは、自家製なのでお客様からも人気だそう！
私はチーズと一緒にバケットに乗せていただきました。サクサクとしたくるみとドライフルーツの甘みがチーズの塩辛さと合います！
▲自家製フィグログ 
▲オリジナルのフィグポロン
お酒のつまみに良さそうですね～。（残念ながら私はほとんどお酒が飲めないのですが…）
中でも私が気になったのは、ラベルが素敵なワインたち。
酸化防止剤を使っていない自然派ワインもあり、自然派でラベルもかっこいいなんて嬉しいですね！
▲飲み終わったら花を挿して飾るのも良さそうですね！ 
「GOOD FORTUNE FACTORY」さんでは、商品が作品のようにディスプレイされているのが印象に残りました。
小川さんにとって、「店はひとつのアートのよう」だそうです。
ご自身が惚れこんだものを愛情かけて熱い思いで売りたいと思うからこそ、そこに並んでいる商品が作品のように見えるのかもしれません。
良いものを販売して社会貢献をしていく
「世の中には良いものが沢山あるけれど、やっぱり佐渡のように地方で良いものを作っている人たちや商品を東京で紹介するきっかけになれば嬉しい。自分が生まれ育った佐渡に、美味しくて良いものがあるなら佐渡のものがいい。そうやって社会貢献をしていけたらいいな。」
と話す小川さん。
美味しくて、可愛くて、ナチュラル。
他にないものを集めたアートのような空間の店「GOOD FORTUNE FACTORY」。
クールそうに見えて、実はお話上手で楽しい店主小川さんがいます！
学芸大学にいらした際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
GOOD FORTUNE FACTORYのWebサイトは ▷▷ こちら
そして、天然住宅のしおりを置いてくださっています。
いつもありがとうございます！
職種は違えど、「人を幸せにしたい」という思いは同じ。 これからも沢山の人を幸せにしていきましょう！
▲緑：パンフレット（A4）、白：リーフレット（A5）、しおり（縦9㎝×横4㎝）
只今、天然住宅のパンフレットやリーフレット、しおりなどを置いてくださるお店を募集中です！
「森を守って健康長持ち」の家づくりを広めたい！
その思いを応援してくださる店舗様はぜひお声がけください！
今回、小川さんの良いものに対する情熱にはとても触発されました。私も天然住宅の家づくりに惚れこんでいる一人として、もっとお客様に天然住宅の家の魅力をお伝えできるよう、刀を磨かねば、と更に気合が入りました。
