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【実例紹介】21坪の家には夢が詰まってる!

こんにちは。スタッフの井上です。

今日は、昨年、都内でお引き渡しをしたお住まいをご紹介します。
 
建主様は、自然素材の家を建てるのが長年の夢だったそうです。
お土地探しから参加させていただき、ちょうど1年後のお引き渡しでした。
 
営業の中村曰く、「無駄はなくし、ご家族が暮らしやすいシンプルな家」をめざしたとのこと。
それだけに、一つずつ丁寧に検討を重ねました。
 

 
延床面積は約21坪。ご夫婦とお子様の3人暮らしです。
1Fはリビングダイニングと水回り(風呂、洗面、トイレ)。
 

 
リビングからダイニング側を撮影。リビングダイニングは14畳です。
 

 
玄関です。下足箱は調湿効果の高い無垢杉材で造りました。
空気が滞留しないよう、上下スリット入り。
 

 
玄関側からの撮影です。
 

 
大工による手作りの階段も無垢杉材です。
 
お引越し後、「階段が美しくて、眺めて楽しんでいます。大工さんの技術の高さを実感する、頼りがいのある階段」だと褒めていただきました。
 
蹴上(階段一段の高さ)も緩やかで、昇降しやすいそうです。
 

 
ちなみに手摺は広葉樹。
天然住宅ではあたりまえの仕様ですが、毎日触るところが天然素材っていいなと思いませんか?
 

 
2Fは、階段を上がって中央にオープンの納戸、左右にご主人とお子様の個室があります。どちらも6畳です。
 

 
壁は高千穂シラスの「中霧島壁ライト」を使った塗り壁。奥様のご希望で、一面だけ色を変えました。
これが大正解!色が入ると空間が締まります。屋根なりの天井も、かわいくて素敵です。
 

 
お引き渡しは真夏でした。
 
暑さが気になりましたが、「天然住宅のプランはよく考えられているのが、住んでみるとよくわかります。風がよく通り、夜はエアコンを切って寝られています」とおっしゃっていただきました。

「素足でいたほうが気持ちいいので、帰ったらすぐ靴下を脱ぎます。家族全員裸足。木の匂いに癒やされています」という嬉しいお言葉も。
 
また、21坪という広さも思っていたより広く感じたそうです。
 

半年暮らして思うこと


 
入居された半年後、建主様からメッセージをいただきました。
 

冬を過ごして、羊毛に包まれた、保温性の高さを感じています。
 
建築中は狭いかなと心配していましたが、暮らしてみるとうちの家族にちょうどよい広さで、暮らしやすいです。
大きめのシステムキッチンのあるダイニングが家の中心で、家族の気配を感じながら過ごしています。
 
延床100平米以上の広い家に住んでいた事もありましたが、使っていない部屋があったり、無駄な物を溜め込んだりして、住みやすくはなかったです。
天然住宅様と一緒に考え、悩んで作った今の家は、とても使いやすく、心地よい家になりました。
 
家族にちょうど良い広さを考えるには、無駄な物を処分し、2階の納戸スペースを中心に綿密な収納計画を考えました。
リビングは物を少なくして、広く使うようにしています。
 
設計中に似た間取りの家を見せていただいたN様、本当にありがとうございました。おかげ様で階段上部の窓を掃出しの大きい窓にした事で、ダイニングが明るい家になりました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

 

暮らす人にとっての「ちょうどいい」を一緒に考えたい


 
明確な定義はありませんが、一般的に延床面積30坪未満の家をコンパクトハウスと呼ぶそうです。
 
東京、神奈川を中心に家づくりをする天然住宅では、建てる家のほとんどが該当する広さですが、実際暮らしている方から見ると、数字上の、大きいや小さい、広いや狭いはそこまで関係なく、実際に「暮らしやすいかどうか」がもっとも重要なのだと思います。(至極あたりまえですが…)
 
今回ご紹介した建主様も、「(21坪の広さは)うちの家族にちょうどよい、暮らしやすい広さ」だとおっしゃっていました。一方、「家族の人数や物の量、暮らし方によって、それぞれのちょうどよい広さは違いますよね」とも。
 
この、「それぞれ」の、「ちょうどよい」が叶う家づくりをするのが、私たちの仕事です。
知識や経験をベースに、住む方と一緒に考えながら(時に悩みながら)家づくりを進めていきたい、建主様の言葉に触れ、改めて思い至りました。
 
N様、ありがとうございました。
 
20〜25坪以下の実例写真は >>こちら

 

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