こんにちは。
暑かった夏が過ぎて、すっかり秋になりましたね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、普段「ヤスリ」を使うことはありますか?
何かを削りたいときに使う「ヤスリ」ですが、先日、事務所で大活躍しました。
実は、12月に「People Tree」さんとのコラボワークショップ 『端材でカッティングボードをつくろう』を予定しているので、事前にスタッフで試してみました。
その時の様子を、少しご紹介しますね。
使う道具は、様々な種類のやすりです。
手順としては、カットされているボードを、
好みの形に粗削り→仕上げに削る→オイルを塗る…という感じです。
始めに中村より手順の説明があり、黙々と作業が始まりました。
普段は何気ない会話で談笑することの多いスタッフですが、この時はヤスリで削る「ガシガシ」「シュッシュ」という音しか聞こえない集中ぶり。
後から聞いてみると、みんなそれぞれ、完成見本と見比べつつ、自分の理想を探しながら削った結果、思わず無言になったようです。
そして、作業を始めて2時間後くらいに完成!
完成後に一人ずつ感想を言い合ったところ、
「戸惑いながら始めたけど削っていたら楽しくなってきた」
「ひたすら見本を目指して削ってみた」
「下に落ちる影を意識した」「ワインボトルの形をイメージしてみた」
「面をとって内側にラインを出そうと思った」
などなど、それぞれのこだわりが詰まっていました。
並べてみると、パッと見は同じように見える完成品ですが、作成者はどれが自分のものか、しっかり分かるようです。
このカッティングボード、もとはフローリングの端材です。
天然住宅では、安心して食材を載せられる木材でフローリングを作っていることを、手前味噌ですが嬉しくなります。
カッティングボード作り、ご興味のある方は、ぜひ12月のイベントにご参加くださいね。