こんにちは、スタッフの井上です。
先日、暮らしはじめて丸1年を迎えた横浜市港北区に暮らす、恵さんの家を訪ねました。
暖房器具なしでこの暖かさ!?と驚くほど、室内はポカポカ。
聞くと直前までカーテンを開け、日差しを取りこんでいたそうです。
恵さんの一日は掃除からはじまります。
自分自身の心地よさにつながっているから、苦ではないそう。
掃除がしやすいように物は少なめ。
というか、ほとんどありません!
白で統一されたキッチン。清々しいです。
キッチン横の扉を開けると、洗面脱衣室があります。
洗濯機、洗面台、こちらも白で統一されていました。
洗濯機の隣には実験用シンク。
汚れ物の予洗い→洗濯機に放り込む。
家事動線が便利そうだねと来客にも好評なんだそうです。
驚いたのが、お風呂も新築時のようにピカピカだったこと。
まるでショールームのようでした。
ちなみにお風呂の壁はホーロー。日常のお手入れは、スポンジとシャワーだけ(洗剤が必要ないのは嬉しいですね)。
洗濯機はかさ上げして、雑巾掛けできる隙間を確保。
掃除がしやすい工夫です。
ご高齢のお母様のために、夜間は小さな照明をつけています。
コンセントに差しっぱなしでも存在感控えめ。物の少ないこのお家にぴったりのアイテムです。
2階もほとんど物がありませんでした!!
ウォークインクローゼットの中もスッキリ。
この余白、憧れます。
この家の延床面積は24坪。恵さんの暮らしに、この面積は必要ないのでは?と思っちゃいますね。
でも、広い空間に横になり天井を見上げる、そんな時間が幸せなのだそうです。
写真はないのですが、お庭がまた綺麗で。
どう綺麗なのかというと、見ていると心が整うんです。
ご自身のわくわくや心地よさ、心の声に耳を澄ませたら、シンボルツリーや花やハーブを植えるのではなく、殺風景かもしれないけれど、土と石だけというシンプルな構成に。
夏は黙々と、雑草を抜いていたと言います。
それもまた、瞑想をするようで楽しかったと教えてくださいました。
広い庭があると、木を植えたり畑を作ったりと、つい色々考えてしまいますが、もちろんそれも素敵だけれど、あえて何もしないそんな選択肢だってある。
大事なのは、暮らす方にとっての「心地よいあり方」を見つけることなんですね。
恵さんとお会いするといつも元気をいただきます。
会話の端々から、お家を愛していることが伝わってきて(丸太の柱には愛称をつけて、毎日撫でて声をかけているそう)「大切にされる」っていいなぁと思うんです。
愛されると家も輝くのだなぁと。
訪問から数日後、恵さんの影響を受け、我が家の無垢杉の床を数年ぶり(!)に雑巾掛けしました。
お湯にセスキ炭酸ソーダを混ぜて、びわこふきんを浸し、拭きます。
驚くほど、ふきんは汚れましたが、なんともいえない爽快感がありました。
来年は恵さんを見習い、もっと家に手をかけたいです。
恵さん、ありがとうございました!
2年目の天然住宅ライフも楽しんでくださいね。
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