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【素材のこと】無垢床、5年後の経年変化

こんにちは。広報の田村です。

すっかり秋らしい気温と湿度になりましたね。
私は突然の秋の到来に対応しきれず、風邪気味です。
目の前のことに一生懸命になりすぎていると、季節の変化に鈍感になってしまいますね。。。

2019年に完成し、約5年経った天然住宅の事務所。
無垢の杉板や漆喰をふんだんに使ってリノベーションしました。
事務所が5年でどんな経年変化をしているのか。
今回は、写真とともに見ていきたいと思います。

無垢床にしようかどうか悩んでいる方々の参考になれば幸いです。

竣工から5年経った事務所


天然住宅の事務所は2019年に竣工し、今年で6年目を迎えました。

完成時の事務所(執務スペース)
完成時の事務所(ミーティングスペース)

普段は13名のスタッフで利用しており、週末はお客様を迎えるなど、人の出入りが頻繁な事務所です。特別なお手入れはしておらず、掃き掃除や水拭きをスタッフで手分けして行っています。

無垢床の5年後の経年変化


5年が経過した無垢床にはどのような変化がみられるのでしょうか。
経年変化の少ない部分(畳が敷いてあり、人の往来が少なく、光も当たらない部分)と見比べてみましょう。

①色味が濃くなり艶が出てくる
写真右側の経年変化の多い部分は飴色っぽく変化しています。光に当たったり、人が上を歩いたりすることで、色見がぐっと濃くなって、独特の風合いが出てきています。
さらに、木目に合わせてわずかに艶が出てきています。光に当たっている部分はわかりやすく見ることができます。

②凹凸が出てくる
杉の板は、他の木材に比べて柔らかいこともあり、よく使用する部分には凹凸が出てきます。
完成時の無垢床に比べて、丸みがあり、柔らかい印象になっています。

経年変化の少ない床板
5年経過の床板

ちなみに、竣工から約5年のお住まいはこんな感じ。
事務所の経年変化とは少し違い、木はより濃い飴色になっていますね。

天然住宅の無垢材


天然住宅で使用している無垢材は、低温燻煙乾燥でじっくりと時間をかけて乾燥しているため、一般的な方法である高温乾燥の木材に比べて、木材本来の油分が多く残っています。その油分のおかげで、木材のしっとりとした肌触りが残り、時間が経つにつれて、美しい艶が出てくるのです。

まとめ


無垢板の5年の経年変化、いかがだったでしょうか。
表情の変化を楽しめるのは、無垢材ならではですよね。
ペットがいたり、お子さんがいたり、はたまた事務所だったり、家族構成や用途によって、経年変化の仕方は様々です。

その家族らしさが出るのも、無垢材の面白いところ。
また、杉の板は調質性能に優れているため、夏でもさらさら。とっても過ごしやすいんですよ。
無垢の床、ぜひ検討してみてくださいね。

無垢床のお掃除方法については、こちらの記事をご覧ください
 


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