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【見学会】住みながら育つ家。大磯見学会レポート

こんにちは、スタッフの井上です。

先日、大磯でお住まい見学会を開催しました。
現地参加枠は満員で、平塚、茅ヶ崎、藤沢、足柄など、大磯近郊にお住まいの方々に多くご参加いただきました。

お引き渡しから2年半が経過。
樹木の成長は早いものです。
緑が適度に目隠しとなり、ご家族はカーテンを使わずに布を吊るして生活されているそうです。

玄関の土間は、下足を脱ぐスペースと上履きで上がる室内部分が、緩やかに仕切られています。
夏場の土間はひんやりとしていて、靴下越しでも気持ちよさが伝わります。
愛犬きなこも、ダイニングテーブルの下がお気に入りなんだそうです。

土間の冬の寒さが気になりましたが、代表の田中曰く「断熱材がしっかり充填されているので、底冷えするような寒さはない」そうです。

建主様に伺うと、冬場はラグを敷いているそうですが、「靴下を履いていれば寒さは気にならない」とのこと。

なぜ土間にしたのか尋ねたところ、「子どもがまだ小さく、木の床だと食べこぼしが気になるため」と教えてくださいました。また、近所の畑で収穫した野菜をキッチンに運ぶなど、汚れやすい場面が多いため、手入れのしやすさから選んだのも理由の一つだそうです。

参加者の方々からは「22坪には見えない!」という声が多く上がりました。

ユダ木工の木製玄関引き戸を開けると、大黒柱が堂々とそびえ立っています。
玄関上は吹き抜けになっていて、自然と視線が上へ向かいます。吹き抜けにはハンモックが張られ、開放感があります。

大黒柱は2階の天井まで伸びていて、1階は水回りがコンパクトにまとまっています。
高さと奥行きが感じられることで、より広々とした印象を与えてくれるようです。

2階の個室はファミリークローゼットのある寝室のみ。仕切りのないフリースペースは、後から個室にできる設計です。
 
オンライン見学会では、そとん壁の色の決め手について質問がありました。
「限りなく大地に近い色だから」と旦那様が答えてくださいました。

小さなサンプルではイメージしづらいため、町をまわり、実物のそとん壁を見て最終的に決めたそうです。

ご夫婦それぞれにお気に入りの場所を伺うと、旦那様は大黒柱の周辺と答えてくださいました。
柱に寄りかかると、童心にかえり、木登りをしているような気持ちになるそうです。
 
奥様のお気に入りは、土間にあるダイニングテーブル。
普段のリモートワークもこの場所で行っていて、植物や器に囲まれた、手の届く範囲に必要なものが揃うコンパクトな空間が魅力だとおっしゃっていました。自然と子供たちもこの場所に集まってくるそうです。

計画当初は犬と暮らすことは予定になかったそうですが、もし分かっていれば、ケージを置く場所をもっと考えたかもしれない、ともお話しされていました。

お話の中で、奥様の口から何度も「変化」という言葉が聞かれました。

「家は建てて終わりではなく、住みながらどんどん変わっていく」と。
当初のレイアウトや収納も、季節やライフスタイルの変化に応じて少しずつ変わってきたそうです。

たとえば、キッチンのディスプレイ棚は、冷蔵庫の目隠しも兼ねて後から作られたもの。

今は下足箱を作ろうと検討中とのこと。
また、「リビングとトイレを仕切る壁に、ステンドグラスを入れたい」というリクエストもいただきました。
 
次回訪問した際には、また新たな変化が見られそうです。

大きなお金が動く家づくり。誰でも後悔は避けたいものですが、Aさんのお話を聞いていると、「初めから完璧な家を目指さなくてもいい」と思えてきます。
 
住みながら少しずつ手を加えられる余白があるほうが、豊かで楽しい暮らしができるのかもしれません。

オンライン見学会中、Aさんの足元で寛ぐきなこ。
カメラ越しに、癒された方も多かったのではないでしょうか。

「井上さん好きだと思いますよ」
Aさんに勧められ、近所のお店へ。

土曜日だけ開くこの直売所は、野菜や日用品を購入できたり、食事もいただけます。
こんな場所が近所にあって羨ましい!と思わずにはいられませんでした。
 
駅前の「​TE HANDEL」というブレンドティーを購入できるお店もおすすめです。
こちらも建主様に教えていただきました。
大磯に行くと、行きたくなるお店が多いのですよねぇ。
 

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