
こんにちは、スタッフの井上です。
今日は、進行中の家づくりのご報告を兼ねて、天然住宅の規格型住宅「KAERUIE(かえるいえ)」をご紹介させてください!

天然住宅で新築の家を建てる際には、大きく分けて「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」があります。
簡単に言うと、フルオーダーは設計士と二人三脚でゼロからつくり上げる家。
一方セミオーダーは、オリジナルのベースプランをもとに、土地やお客様のライフスタイル、好みを反映したアレンジ型の家です。

どちらも「オンリーワンの家」という点では変わりませんが、セミオーダー住宅は打ち合わせの回数や工期が比較的少なく、仕様がある程度決まっているため、フルオーダー住宅に比べ、コストを抑えられるのが特徴です。
実はこの2つに加えてもう一つ、選べる家があるんです。
それが今回ご紹介する「KAERUIE(かえるいえ)」という規格型商品です。

「KAERUIE」のイメージは、自然素材で建てた建売住宅です。
建売住宅の手軽さや明瞭さに加え、注文住宅ならではの性能や素材へのこだわり、その両方の良いところをパッケージ化しました。
商品を開発するきっかけとなったのは、コロナ禍です。
建築資材の価格が高騰し、建築費が上がり続ける中、「自然素材住宅をもっと手軽に、もっとお求めやすく届けるにはどうしたらいいか」と、スタッフ全員で考えました。
また、家づくりには決めることがたくさんあります。それを思い切り楽しむのも家づくりの醍醐味ですが、一方で「自分で決めるのが大変」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に忙しい方にとっては、負担に感じることもあるかもしれません。
そんな方にも満足いただける家を建ててほしい。そのお手伝いを、「KAERUIE」を通じてできたらと思っています。

「KAERUIE」は、30年以上にわたって自然素材建築を手がけてきた天然住宅がご提案する、設計士が考え抜き、検討を重ねたからこそ辿り着いた、ある種の「最適解」です。
打ち合わせ回数や工期はさらに短縮し、こだわりの自然素材を使用しながらも、価格とのバランスをとり、「こだわりすぎない」ところも意識しました。

とは言え、使用する建材は壁の中の見えない部分まで気を遣っています。
木材には、持続可能な林業を実践するパートナー企業、「KURIMOKU」(宮城県栗原市)の国産無垢材を100%使用。これは通常の天然住宅の家と変わりません。

私たちのミッションは、「家づくりを通して持続可能な社会を実現する」こと。
ただ国産材を使うだけではなく、「どんな未来(環境)を子ども達につなげていきたいか」を想像しながら、林業の現場と協力して家づくりを進めています。
そして現在、その「KAERUIE」が国分寺市で建築中なんです!
どんな家になるのか、私たちもとっても楽しみです。
これから少しずつ、「KAERUIE」の詳細をブログでもご紹介していきますので、お楽しみに。

ちなみに、「KAERUIE」という名前には、こんな思いが込められています。
- 無理なく手軽に“買える”こと
- これからの暮らしを“変える”きっかけになること
- 「ただいま!」といつでも元気に“帰る”、家族みんなの居心地の良い家であること
いろいろな“かえる想い”が詰まった「KAERUIE」。注目してくださいね。