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電磁波による健康被害・対策について

1、IHクッキングヒーターは使用しません


IHクッキングヒーターは、よくオール電化住宅とセットで設置されるコンロです。
最近では火事にならない、機械制御できるということで、使用されています。以前は経済的ともうたわれていましたが、電気代が年々上がっていますので、もう経済的と言える状況にありません。

私たちは、電磁波の問題があることから、IHクッキングヒーターを採用していません。また、特にコンロに使用するということは、体を否応なく近づけて使用しなければなりません。電磁波は、距離が近いとその分影響も大きくなります。
また、電力を太陽光などで自給していない限り、今後のエネルギーとして、経済的にも選択できなくなってくるのではないでしょうか。

天然住宅では、健康のことやエネルギーのことも考慮し、ガスコンロを使用することが多いです。IHの電磁波で温めるよりも、火で温めたほうが美味しく感じませんか?

2、電磁波による健康被害・対策について


電磁波による人体への影響についても、天然住宅では対策をとっています。

日本では、電磁波についてあまり大きく取り沙汰されることは少ないのですが、ヨーロッパなどでは、その被害については一般に認識され、対策もとられています。

WHOでは、2006年6月に「平均3~4ミリガウス以上の磁界に日常的にさらされている子供は、もっと弱い磁界で暮らす子供に比べ、小児白血病にかかる確率が2倍程度に高まる可能性を認めた。WHOは新基準に基づき、各国に予防策をとるように勧告」しています。

その一方で、日本では電磁波に関し、安全基準を設けていません。
化学物質過敏症とともに、電磁波過敏症を併発していることは少なくありません。
下記データは、スウェーデン基準と日本の家電製品を比べたものです。

※黄色はMPR-II(スウェーデンのVDT規制)の基準を超えているものです。

出典:レジナ
計測器:Schwingstechnik社製フィールドメーターFM-6型

3、対策


電磁波には電場と磁場があり、それぞれに対策を取る必要があります。
磁場というのは、スイッチを付けた時に発生します。
一方電場は、スイッチを切っても、コンセントにつないでいるだけで発生しています。

電磁波対策として、大切にしなくてはいけないのは、「時間」と「距離」です。
至近距離で、恒常的に電磁波を浴びてしまうような場所をつくらない工夫が必要です。
例えば、寝室は一日の中でも、長い時間を過ごす場所ですので、電磁波の発生源から遠ざけるなどの工夫が必要です。

また、土地選びの際にも周りに電磁波を発生するものがないかどうか、調査することも必要です。天然住宅では、土地選びから相談にのり、測定を行うこともあります。

また、天然住宅では電源にアースをとっています。また、各部屋にアース付きコンセントの設置をしています。

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