世界の変え方は目の前に!
外出できない日々が続きますね。
長期になるとさすがにストレスがたまってきますよね。
子どもたちにとっても、いつもと違う生活に戸惑いは少なからずあるように思えます。
保育園大好き派の長男は友達に会いたくて仕方ない。
保育園消極派の次男は家にいれてうれしい反面、通常の生活とのギャップに長男よりストレスを溜めて不安定になっている気がします。
家の中にいると、息が詰まるので、近くの公園に行ったりしています。
こんなとき、近くにきれいな川や山があったら、、、
どこでもドアがあったら、、、
と思ったりしますが、引き出しを開けてもドラえもんは出てきません。
しかし、同時に子供たちと過ごすときに感じるのは、彼らの「遊ぶ力」です。
一度、外に出れば彼らは自分で判断し、動き出すのです。
数か月前に鎌倉の建て主様のお宅にお邪魔させていただいた時のことを思い出しました。
鎌倉に住むH様は、元気なお子様が3人いらっしゃいますが、「最近ずっと家にいますよ~」と笑顔でお話されていました。
アウトドア好きのご夫婦なだけによく出かけているイメージだったのですが。
「子どもたち見てるとね、どこいっても同じような遊びしてるんですよ~」
「じゃ、わざわざ出かけていかなくってもいっか!近くの公園でいっか!てなっちゃいました笑」
・・・確かに!と思いました。
うちの子供たちもこの狭い、通称「おうち前公園」に毎日のように来ていますが、飽きもせず、というか、同じ場所で日によって違う遊びをしながら、すごしています。
自転車にのったり、
おにごっこをしたり、
ドロケイをしたり、
かくれんぼをしたり、
かくしごっこをしたり、
サッカーをしたり、
最近は家の前でプールを出し始めたり。
(実は、遊びの仕掛け人(祖母)はいますが。)
かと思ったら、近所の友達と公園でよく会うようになって、仲良くなったりしてます。メンバーが変われば同じ遊びもまた味わいが変わるようで、目が輝きだします。
長男はサッカーがうまくなったし、
次男は絵を描くのが格段に上手になりました!
うん、なかなか充実しているではないか!
子どもたちの遊びは見守るだけでいいみたいです。
わざわざ「刺激」をもとめて、遠出をしないといけないのは、大人なのかもしれません。
子どもは、自分たちで「刺激」を生み出せる生物なのかもしれません。
(もちろん、時々は本当の自然に触れてもらえる機会を作りたいとは思いますが)
細菌はDNAを自己複製して増殖します。
ウィルスは、細胞に寄生して増殖するそうです。
「子どもたちは、アソビウィルスに感染した重症患者である。」
この名言を考えたのは、私です。不謹慎です。
なるほど、自粛が長いと思考が多少おかしくなるようです。
とはいえ、子どもたちには、そんな指数関数的な遊ぶ力の増殖能力が備わっているように思えます。
子どもたちとすごす時間が長いと、接し方についてよく考えます。
危機的状況においての子供たちのふるまいや周りの大人のふるまいについて、
参考になるサイトがあります。
https://www.ipajapan.org/playincrisis
(サイト内のPDFのパンフレットが読みやすくまとまっています)
あまり悲観的にならず、日々を過ごせるといいなと思います。
精神的なストレスで免疫力を落とさぬよう、
子どもたちの笑顔からチカラをもらいながら。
ドラえもんのポケットは、
実はこどもの頭(や身体や心)の中にあるのかもしれません!