こんにちは。
企画部の中村です。先週の土曜日に「オンライン 家づくり学校 | 天然住宅の家を知る。」を開催したので、レポートを報告します!
まず初めに…「家づくり学校」って何だろう。と考える方もいると思いますが、天然住宅の家づくり学校は、1ヶ月に2回〜3回程度、家や自然に関わるセミナー・ワークショップを行い、一周した時には自然素材の家について一通り学ぶことができる取り組みの一つです。
家は一生の買い物です。人によって「理想の家」は大きく違うと思います。
これからの家を見定める一つの材料として、天然住宅の「家づくり学校」に参加してもらえたら嬉しいです。
森を守って、健康、長持ちの家づくり
第2回 オンライン家づくり学校のテーマは「天然住宅の家を知る。」
一言に天然住宅と言っても、自然素材を使っている家なのかな…というふわっとした印象の方も多かったと思います。
このセミナーでは、その次のステップに進み、「自然素材とは何だろう?」「普通の家とはどんなところが違うんだろう?」という小さな疑問を3つのテーマに沿って学ぶセミナーになりました。
1. 健やかな空間をつくる
健やかな空間 ?どんな空間でしょう。
天然住宅で考える健やかな空間とは、使用する建材を根底から考え直し、空気から大切にしようという考え方です。
上のグラフを見てみると、やっぱり空気の生涯摂取量は多いですね。
言われてみれば…という部分だと思いますが、劣悪な環境でない限りは、空気を意識するタイミングって中々ないような気がします。
寝ている間も、テレビを見ている時間も、ご飯を食べている時も、いつも吸っている空気。
そう考えると健やかな生活において、空気の改善はとても重要ですね。
私も久しぶりにセミナーを聞き、改めて空気と家は一体なんだな、と勉強させられました。
体に良い空気を生み出す為には、体に良い建材を使うことが重要です。
天然住宅のWebサイトには「建材・工法大百科」というページがあります。
このページは健やかな空気を作り出している建材達を随時更新していますので、是非、ご覧ください。(最近は、知る人ぞ知るページになっていますが、Webサイトのリニューアルでは目玉企画の一つだったので、オススメです!!)
2. 長持ちする家をつくる
家を建てる上では、これも重要ですよね !
住むなら長く、可能であれば次の世代に継承していきたいと考える方も多いはずです。今回はレポートなので、セミナーの中で話した内容を1つだけ書いていきたいと思います。
皆様もご存知の通り、日本は高温多湿な環境なので、実は人間だけではなく、家もこの湿度に弱いのです。
天然住宅では、この湿度に負けない家をつくる為に、調湿性能が高い建材や工法を考え、いかに長持ちする家を建てるかを日々研究しています。
長持ちする家を建てることは、住み心地だけではなく、環境問題への配慮にも繋がりますね。
このテーマからは、「湿気の逃げ場をつくってあげる」ことは、家の寿命にも大きく影響し、質の高い家づくりにも繋がることを学びました。
天然住宅ならではの工法と厳選した自然素材が合わさって、天然住宅の快適な家がつくられているんですね。
家づくりを進める上で、デザインや価格だけではなく、是非、こういった部分にも目を向けてみて下さい。
そうすると、数十年経過した後も納得のいく家づくりができるかもしれません。
森を守る家づくり
最後のテーマ「森を守る家づくり」では、どうして家づくりが森を守ることに繋がるのか?について学ぶことができました。
「家を建てるには木を使う」→「木を使うということは、大量の木を伐採する」→「木を伐採すると環境破壊に繋がる…?」
と思っていた時期が自分もありました。
でも、実は違うんです。
人が髪を切りに行くように、森も適切な量の木を伐採することこそが、健全な森を保つ方法に繋がります。
天然住宅では、このように目的を持って伐採された木を森側から直接買うことで、新たな木や森を管理する人たちをサポートしています。
では、誰が森を管理しているのでしょうか…?
そこで、次回の家づくり学校では、実際に森を管理している 株式会社くりこまくんえん 大場さんに詳しく説明してもらいたいと思います。
森で働いている方の話を聞く機会は少ないと思うので、是非、楽しみにしていて下さい!
2020年 7月4日(土)10:30〜12:00
講師 株式会社くりこまくんえん 大場さん
詳細・お申込みは >>こちら
「まとめ」と「ちょっとした話…」
今回は、第2回目のオンラインセミナーでしたが、参加者の方々と一体感を持ってセミナーを進めることができ、充実したセミナーを行うことができたのではないか…と感じています。
これからも定期的に家づくり学校を開催しますので、是非、お気軽にご参加ください。
皆様からのイベント申し込み待ってます !
ここからは、セミナー前のちょっとした話を一つ…
オンラインセミナーの1時間前の出来事です。
会社の前に到着すると、小さな男の子が後ろから着いてきました。
どうしたんだろう。と思いながら話しかけると、お母さんを待っているとのこと。
「小さいのに偉いな」と思いつつも、車の通りが多かったので、その場所で一緒に待つことにしました。
30分待っても、誰も来ない。(この時、セミナー40分前)
これは、迷子だろうなと思い、警察に電話すると…
ご両親が捜索依頼を出されていたみたいで、直ぐに警察の方が引き取りにきました。スタッフ全員「ご両親が見つかって本当に良かったー」と、ホッと一息。
引き取りに来るまでの間は事務所で保護していたのですが、男の子の可愛い笑顔のおかげで、スタッフ全員、肩の力を抜いてオンラインセミナーに入ることができたと言う、そんな、ほっこりする話でした。