こんにちは、スタッフの井上です。
先月、中野区のしらさぎふれあい助産院のリノベーション工事が終わり、お引き渡しをさせていただきました。
助産院のことは、ブログやメルマガで何度かご紹介していますので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。ここでは詳しく書きませんが、知らないよという方はこちらのタグから記事をご覧ください!
助産院の移転に伴い、新しい空間を自然素材でリノベーションしました。
設計を担当したのは、元しらさぎふれあい助産院の利用者で、設計事務所ARBOSの佐々木暁美さん。天然住宅は工事を担当しました。
解体工事直後の写真。工事期間は約3ヶ月半でした くりこまに伐採にも行っていただきました
新しい助産院は、ビルのワンフロアを丸々使い、以前の倍の広さ(約40坪)に。お産や宿泊できる部屋、ケアルームやダイニング、託児室やセミナー・ワークショップなどができる広いスペースなど、院長木村さんの夢と理想がたっぷり詰まった空間に!
これはお引き渡し時の写真。仲の良さが伝わるでしょうか^^ 前列右が佐々木さん。後列中央が木村院長、左がスタッフの生澤さん(木村さんの娘さん)です。謎の手の動きは「しらさぎポーズ」笑
ここからは、完成写真をご紹介します!
玄関です。建具にはモールガラスが入っています。シラス壁は100%自然素材の安全な塗り壁です フリールームから、ダイニング、託児室を見たところ 建具やカーテンを閉めることで空間を仕切って使えます。すべて開けば上の写真のようにかなり広く使えます 無垢の杉材でつくった建具。ボンドや化学接着剤を使わずにつくっています キッチンはタカラスタンダードのホーロー製。使い勝手よく、手入れも楽ちんです 右の廊下の先に個室があります ケアルーム 洗面室 お風呂 お産の部屋には減農薬の国産い草を使用した畳を敷きました。壁は100%自然素材のシラス壁。ベージュ系の落ち着いた色味をセレクト 畳縁はかわいいドット柄
完成見学会には、2日間で70組以上の方が参加してくださいました。木村院長が子どもたちに「木の床触ってごらん」と声をかけたり、赤ちゃんに自由にハイハイさせてあげている様子が印象的でした。子どもたち、終始リラックス^^
裸足で木の床に触れるのも気持ちいいね
おもわず顔も床にくっつけちゃう
合板不使用の、本物の無垢の木と自然素材をふんだんに使った空間。ボンドや接着剤といったいわゆる化学物質もほぼフリーの助産院がついに出来上がりました。
この場所で、これから新しい命が誕生し、生まれて間もない赤ちゃんやお母さんが過ごすのだと思うと、たまらなく幸せな気持ちになります。
ただただリラックスしてほしいですし、たくさん深呼吸してほしいなぁ。舐めても安全な素材しか使っていないので、その点も安心していただけたらと思います!
新助産院での受け入れは、いよいよ明日4月19日(火)から。特に中野区近郊にお住まいの方は、産前・産後ケアなどぜひ利用してみてください!
詳しくはこちら をご覧ください。
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