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都内でかなえる一戸建て。家族3人家づくり日記#4|家づくりを振り返って

こんにちは。多摩地域で夫婦と小学生の息子と暮らしているSと申します。
私たちは思い立ってから約4年の歳月を経て、この度天然住宅さんに家づくりをお願いしました。
 
悩んで迷いながらも、納得して家づくりを進めた経緯が、家づくりを検討されている方の参考になれば幸いです。
 

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約5ヶ月の工事期間を経て、1月中旬に引き渡しを迎え、新居での暮らしも少しずつ落ち着いてきました。最終回の今話は、私たちなりに家づくりを振り返りたいと思います。
 

いよいよ引き渡しへ


木工事が終わった12月中旬、塗り壁の打ち合わせを行いました。うみびとホタテの塗り壁は建主が塗り方を選べるそうで、左官屋さんに色々な塗り方を見せてもらい決めました。我が家は畳コーナーと寝室だけ、波打つようなパターンで、他はつるんとしたノーマルな塗り方にしてもらいました。

最後、コロナの影響でトイレの供給が遅れヒヤヒヤしましたが、無事に引き渡しを迎えることができました。

引越し当日は、今まで思い描いてきた家がやっと実現したのかと感慨深かったです。学校から帰ってきた息子は小躍りして喜んでいましたし、私たち夫婦はドキドキしすぎて、夜あまり眠れないほどでした。

まず木の家に住み始めて驚いたことがあります。突然パキッとかメリッという大きな音がするのです。はじめは夜中でも目が覚めるほどでした。

理由を聞くと、木材の伸縮によるものだそうで、「木が家に合わせようとしている証」なのだとか。木は生きていると言うことを実感しました。
 
また、最初は木の香りを感じていたのですが、住み始めるとどんどん疎くなります。これはしなくなっているのではなく、鼻が慣れてしまうからだそう。私は匂いに敏感で困ることが多いのですが、この家はほとんど無臭なのが逆に嬉しいです!(笑)

次に良いなと思うことですが、杉の木が柔らかく気持ちがいいということです。建てる前からさんざん聞かされてきたことですが、本当に気持ちがいいのです。そして冷たくなく、すべすべしているので裸足で歩きたくなります。
 
また設計の間中、掃除がしやすいかどうかにこだわっていましたが、まだ日は浅いですが、「たぶん掃除はしやすい」と思います。もちろん新築だからということもありますが、埃が立ちにくいのと、余計な油分がないせいか、水拭きで充分キレイになると感じています。これを機に、以前から興味のあったナチュラルお掃除にも挑戦しています。

家族のお気に入りスペース


夫はテレワークスペースだそうです。よほど快適なのか一日中出てきません!

息子は階段です。
階段の上は吹き抜けで大きな窓から光が差し込みます。

私は洗面所です。
玄関に繋がっていて、造作棚で収納がたくさんあるところが気に入っています。

夫にも家づくりの感想を聞いてみました


夫:1月中旬の1年でもっとも寒い時期から住み始め、暖房がエアコンのみで不安でしたが、1階のエアコンのみで家中が暖かいのに驚きました。階段の吹き抜けと南向きの大きな窓が関係しているかと思います。特に2階の寝室は晴れた日の午後は暑いくらいです。反対に梅雨と夏はまたどうなるのかと楽しみです。

この家が理想の家


私たちが当初考えていた理想の家は、時間を経て、そして天然住宅さんと出会って、どんどん変わりました。妥協したところもありますし、欲張りになったところもあります。ひとつ言えるのは、「今はこの家が理想の家だと思える」こと。そして暮らしながらまた、私たちらしく変わっていくのかな、と。その変化も楽しみです。
 
***

悩むことも多かったですが、おかげさまで最初から最後まで、楽しく家づくりをすることができました。
夫は建築にとても興味を持ち、息子も大工さんの仕事に興味を持った様子。現場に足を運ぶのも楽しかったです。

これから家づくりをはじめる方も、分からないこと不安なことは担当のスタッフの方に何でも相談しながら進めていくのが良いと思います。
悩みながらも納得のいく、そして楽しい家づくりになることを願っています。

最後までお読みくださりありがとうございました。
 

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