こんにちは、スタッフの小野寺です。
もしも僕が家を建てるなら、どんな家にしたいのだろう。
どんなことが気になって、どんなことにワクワクするのだろう。
そんな妄想をみなさんと共有し、みなさんにも妄想していただき、妄想のキャッチボールができればいいなと思いはじめたのが、「もしも僕が家を建てるなら」という読みものです。
今回もごゆるりとお付き合いください。
もしも僕が家を建てるなら「自然素材がいい」
もしも僕が家を建てるなら、
床は無垢の杉、壁は漆喰がいいですね。
家具も建具も、無垢の木でつくりたいです。
いろいろな種類の樹木を使ってみるのもいいですね。
自然素材の良さは、いろいろあります。
表面の温かさや調湿効果など、性能に関わること。
なんか落ち着くなぁっていう、心理的なこと。
暮らしの中でどんどん味わい深くなっていく、その姿に愛着もわくでしょう。
そしてなにより、生きもの同士の付き合いが、そこにはあるように思います。
汚せば汚れるし、その汚れは完全には落ちないかもしれない。
外で木材を使ったら、すぐにくさってしまうかもしれない。
それに、木は伸びたり縮んだりして、漆喰はひびが入ったりします。
もちろん、設計も現場も、あれこれ工夫します。
でもやっぱり、最善は尽くすものの、完全にコントロールはできない。
それは、お互い生きてるからだ。
そう思うようになりました。
我々の都合だけ考えていてもしょうがない。
すべてコントロールしようとなんか思わず、おおらかに、なんとかなるさと思って、ともに暮らしていくこと。
それはきっと、かけがえのないものなんです。