

こんにちは、スタッフの井上です。
来月上旬にお引き渡しを迎える小田原の現場に行ってきました。

ちょうど左官工事がはじまるタイミング。
養生テープが貼られ、壁の下地処理がされています。

塗り壁に使うのは、宮崎県に本社がある高千穂シラスの「中霧島壁ライト」。
外壁の「そとん壁」も、高千穂シラスの建材。どちらも100%自然素材です!

この日は、建主様がしっくい塗りの体験に来てくださいました。

丁寧にやり方を教えながら、手本を見せる谷口さん。
「普段は“無”になって塗っているから、こんなに見られると緊張するよ〜。手が震えちゃう」と言ってました。
真意はさておき、この道、数十年の技を間近で見られた貴重な時間でした。

建主様、しばし無言で集中。
短い時間でしたが、家づくりにたずさわることで、職人仕事の大変さや凄さを肌で感じられたようです。
「職人さん達の手仕事溢れた大切な家に住むのが、ますます楽しみになりました」と言ってくださいました。

娘さんも楽しく(独創的に!)塗ってくれました。

1日に塗るのは60m2くらいだそう(ひとりで3日間で完成させます)。
特にこういう狭い箇所(↑)が難しいようで、いつものコテは使えないから自作しているそうです。

梁と梁の取り合い。こういうところに大工の腕前が現れますね!美しい〜。
(棟梁は中村大工です)

お子さんだと、ロフトものびのび!
3階だぁ〜と嬉しそうでした。
完成見学会開催します

現場は、周辺の家よりも少し高い位置にあり、遠くには海が見えて、眺望が良い立地です。
延床面積は27坪。玄関、シューズインクローゼット、キッチンがつながる回遊性のある間取りや、リビングに隣接する畳スペースがあります。


建主様が伐採された木は、キッチンのカウンターに利用させていただきました。
出会いから約1年半。お子さんに「健やかな住環境を」との思いで選んでいただきました。
中村大工や谷口職人をはじめ、本当にたくさんの方々が手をかけ、時間をかけ、思いをこめながらつくりあげた家。
4月6日(土)の完成見学会、ぜひお越しください。(オンラインもあります)
詳細は >>こちら