
こんにちは。スタッフの井上です。
先日、ついに新社屋兼モデルハウスの上棟を迎えました!
棟梁の中村大工をはじめ、仲間の職人の皆さんが丁寧に作業を進めてくださり、夕方には無事に棟が上がりました。

その様子を見守っていた代表の田中。
「いよいよ建つんだ!」「感無量だな」と感動を噛みしめる、とっても嬉しそうな表情が印象的でした。
当日の様子は改めてブログでご紹介しますね。

記念の一枚。いい笑顔です。
KAERUIE 、建築中の現場へ
さて、今日は「KAERUIE(かえるいえ)」のお話です。
KAERUIEは、天然住宅が手がける規格型ハウス。
「少しでも手の届きやすい価格でお届けしたい」という思いから、建材や仕様を見直して生まれました。
先日、その現場がある国分寺へ。
ちょうど左官工事の真っ最中で、内装の塗り壁材が施工されているところでした。

今回、内装に使用しているのは「天然スタイル土壁」という建材。
廃棄される卵の殻や、鉱物のゼオライトなど、5つの天然素材からつくられています。
調湿性能が高く、化学物質を吸着し、消臭効果もあるのが特徴です。
室内のジメジメを和らげたり、部屋干し臭やペットの匂いの軽減にも効果が期待できます。

この建材を天然住宅が使うのは今回が初めてです。
その理由は、施工性を高めるために微量の「アクリル樹脂」が含まれているから。
私たちはこれまで、化学樹脂を含む建材をできる限り避けてきました。
健康への配慮、そして「疑わしきものは使わない」という強いこだわりがあったからです。
この姿勢が、お客様にとっての安心感にもつながっていたと思います。

その基本姿勢はこれからも変わりませんが(※KAERUIE以外の住宅は、これまでと同じ品質でお届けします)、今回は全体のバランスと役割を踏まえて、私たちなりの“あたらしいチャレンジ”として、この建材を選びました。

無垢材との相性もよく、空間になじむやさしい印象でした。

左官工事が終わると、工事もいよいよ終盤。
8月2日(土)には完成見学会の開催も予定しています。
初めてのお披露目となる「KAERUIE」。
完成をどうぞお楽しみに!