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くりこま2019春|里帰りと森への恩返し

こんにちは、スタッフの井上です。
 
天然住宅の恒例行事、植林&皮むき間伐イベント@くりこまに今年も行ってきました。
 
下は、よちよち歩きがかわいい1才のお子さんから、上は70代のアクティブなご夫婦まで!
スタッフ合わせると、今回も30名超の大所帯。賑やかな3日間となりました。
 
イベント後、スタッフがそれぞれの視点でブログを書くのも恒例となっていますが、私は700枚近くある写真から、思い出のアルバムを作るような気持ちで選んだ写真とともに、今回のイベントを振り返ってみたいと思います。
 
最後までどうぞお付き合いください!

(1)参加者の皆さんに、イベント前からワクワクしてほしくて、初めて「旅のしおり」を作ってみました。表紙は設計の小野寺が描いてくれた力作です!
(2)研修所のリビングにイベントのスケジュールを貼りました。なんだか合宿っぽいですね〜
(3)オリエンテーション中です。自己紹介をしてはじまります。お茶とお菓子をいただきながら、この時点ですでにアットホームな雰囲気。

【1日目】薪ステーションで薪割り体験

【2日目午前】牛さんのいるお山で、植林!

▲林業者にとって、下草刈りはとても大変な作業です。エコラの森では、牛が草刈りの救世主!写真手前の木は同じ時期に植林をしているのですが、左側と右側で生育状況が違う(左側のほうがよく伸びている)のがわかりますか?左側が牛に下草刈りをしてもらったほうなんだそう。動物の力、恐るべし!です。

【2日目午後】もっともっと剥きたかった、皮むき間伐

【合宿めし】体をめいっぱい動かした後の食事はとびきりオイシイ!

【3日目】製材所見学

【3日目】木地師に学ぶ、無垢の木スプーン作り

また、秋に会いましょう。


もう何十回と足を運んでいる、くりこま。
正直、新しさのようなものは、あまり感じることができなくなってきました。
それよりも、今年もやってきたなぁという、しみじみとした安堵感が年々増しています。
 
でもそれでいいのかな、と思っています。
ここの山や、その山を守っている人達に、毎年必ず会いに行くということ。
そう約束し、その約束を果たせることが嬉しいんです。
 


 
木の命をいただく行為、生産者のこと、その後のプロセス。
さまざまな過程を経て、建て主さまに継がれていく住まい。
家という、人の人生の土台を支える大きな器が、単にお金を出して買えるものではないということを生産地に足を運ぶことで改めて感じることができます。
そういう原点の気持ちを思い起こさせてくれるのが、このイベントに参加する醍醐味のような気がします。
 
春に皮をむいた木は、秋に伐採をします。
伐採イベントは、11月2(土)〜4(月祝)に開催することが決まりました。
 
今回参加された方も、過去に参加したことがある方も、もちろん初めての方も、どなたでも参加できます。
秋は紅葉が見事だと思います。
ぜひ一緒に、行きましょう。
 
私もまた、くりこまへの里帰りを楽しみにしたいと思います。

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