建築としての魅力を
こんにちは。スタッフの小野寺です。
天然住宅では、暮らしをイメージできるようなプランを「モデルプラン」という形で提案しています。
理念や素材に共感をしていただくことが多い天然住宅ですが、設計部としては、建築の魅力もお伝えしたいところ。
家事がしやすい間取りや楽しい断面計画など、建築の力で暮らしが豊かになるようなモデルをつくりたいと思っています。
「これが気に入った!」とか「そのまま建てたい!」って言われたら嬉しいなぁ、と想像を膨らませております。
もちろん、モデルプランの「この部分を取り入れたい!」という、カタログのような使い方もしていただければ嬉しいです。
第3弾は「狭小住宅」
第3弾として新たに考えているのは、ずばり「狭小住宅」。
住宅密集地の狭小地という場合だけではなく、「暮らしに必要十分な家」をのぞまれている方にもおすすめできるようなプランにしたいです。
狭小住宅は床面積が小さい。
でも、限られた面積の中に、必要諸室をパズルのようにはめ込んでいくだけでは、少しつまらない。単調な空間にならないように、動きのある家をつくりたいと考えました。
動きのある「スキップフロア」
そこで考えたのが「スキップフロア」です。
1階2階というフロア以外に、半地下や中2階があるのがスキップフロアです。
通常は、敷地に段差がある場合に採用されることが多いスキップフロアですが、敷地が平坦であっても、少し地面を掘って半地下をつくることもアリなのかなぁと考えています。
フロアレベルを利用して、空間にリズムを持たせたい。なかなか難しいです…
そして、壁で仕切らずとも、なんとなく領域が分かれてくれたら…
段差そのものを利用して、デスクにしたり、作業台にしたり…
まだ見ぬ住まい手の方の声に耳を傾ける日々です。
たたき台が完成!
そしてなんとか形になりましたので、スタッフにお披露目。
床面積は18坪。フロアのレベルは5層です。
▲スケッチはつづく… ▲模型もつくります
▲スタッフにお披露目。zoomでも中継! ▲模型は伝わりやすい!
トイレは1つでいい?
構造的に安定する?
ここはちょっと低くない?
などなど、意見を出し合いましたが、全体としてはとても反応が良く、私としては、ほっとしているのであります。
引き続き検討し、プレゼン資料にしていきたいと思います。
お楽しみにお待ちください!