こんにちは、総務部の下岡です。
私は映画やドラマ、絵本や小説に出てくる部屋の間取りを見たり、ロケ地に行ってその世界観に浸るのが大好きです。
前回前々回と、ドラマ「すいか」に出てくるシェアハウス「ハピネス三茶」の間取りをご紹介しましたが、今回は、2010年に放映された映画「マザーウォーター」と、その当時流れていたPASCOのCMに出てくる部屋の間取りをご紹介します。
「かもめ食堂」「めがね」「プール」・・お馴染みの、あの感じですね。
映画を知らない方には「??」だと思いますが、よろしければお付き合いください!
その前に、最近の近況です。
朝6時半頃から子供と散歩に出かけています。
公園にある花梨の実をチェックして、うんていにぶら下がってお山に登って帰るというコースです。
20分程度ですが、散歩のおかげか朝ごはんをモリモリ食べるようになってくれて嬉しいかぎりです。
マザーウォーター、映画の内容は?
色々なことを味わいながら生きてきた人、これからどんどん進んでいこうとする人、ずっとここにいると決めた人、先のことは分からないけれど、今はここが好きだからここにいたいと決めた人、新しいところに行こうとする人・・
自分にとってちょうどいいところを無意識に見つけて生きている、そんな人たちのお話です。
実際には我慢することや諦めもありますが、基本は自分のことは自分で決めていきたい!そう思わせてくれる映画です。
そして出てくる食べ物はいつだって美味しそうなんです。
▲もたいまさこさん演じるマコトさんと、永山絢斗さん演じるジンとのやりとり。このシーン好きです
今回、間取りを描いてみたのは、マコトさんの家です。
マコトさんの家は実在する家で撮影されており、現在もそこで暮らしている方がいらっしゃいます。
設計は川崎清さんという有名な方の建築物。昭和53年築のこの建物は、スキップフロアの集合住宅になっていて、その当時は珍しく斬新だったと思います。
今ではレトロ感が出て、さらに味のある家になっている気がします。
余計な物が無くスッキリしていて、置いてある家具や小物もレトロな建物とマッチして親しみ感がありとても好きなお部屋です。
▲ピンクの変形ダイニングテーブルが活かされていますね!
恒例の間取りを描いてみました
同じ集合住宅内に、小泉今日子さん演じるタカコさんの家もあり、ウッドデッキで食事をするシーンが出てきます。マコトさんの家にウッドデッキのシーンはありませんが、おそらく同じ作りなので、マコトさんの家の間取り+タカコさんの家のウッドデッキを合体した間取りを描いてみました。(細かい説明ですみません)
▲ウッドデッキでの食事の風景。このシーンの料理も美味しそう ▲メニューは、鯛のカルパッチョとサラダ、グラタン、パン、白ワインでした
映画だけじゃなく・・
この頃のPASCO(パン)のCMは同じ家を使って撮影されたようです。
若干家具の配置や家具自体が変わっていますが、テイストは統一されていて大好きです。
そしていつも美味しそうです。(ここがやっぱりポイントです)
おすすめのレシピ本
この映画やCMの料理を手がけた方のレシピ本が出ています。
タカコさんと市川実日子さん演じるハツミさんがウッドデッキで食事をしているシーンがありますが、そのメニューのレシピも載っていました。
我が家には、なんちゃってウッドデッキはありますが、そこで食事なんて絶対できません!でも時々真似して作っては家で楽しんでいます。
ウッドデッキっていいかも
天然住宅で家を建てる方にも、ウッドデッキをつけているお客様はけっこういらっしゃいます。
寒さや虫対策など、気を配るべき点はありますが、憧れますね。
これまでに、「すいか」、「マザーウォーター」と、テイストの似ている作品をご紹介しましたが、そのどちらの間取りにも共通した「自分の好き」の傾向があると感じました。
レトロな雰囲気で、生活感があるけれど、ごちゃごちゃしすぎない。
間取りだけでなくインテリアや食事も大事な要素だと思います。
まもなく冬休み。
もしかしたら、昔のドラマや映画を観返す方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひ「部屋の間取り」も意識して観てみることをおすすめします。
「自分の好き」の傾向を見つけてみてください。
それが、家づくりのヒントになるかもしれませんよ。
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