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気になる間取り|ドラマ「すいか」編

2023年7月11日追記
ドラマ「すいか」ファンの皆様へ
2023年7月〜9月にかけて、20周年イベントを開催します。
詳細は↓こちらのブログをご覧ください。
https://tennen.org/read_contents/21460


こんにちは、総務部の下岡です。
 
私は映画やドラマ、絵本や小説に出てくる部屋の間取りを見たり、ロケ地に行ってその世界観に浸るのが大好きです。
 
前回のムーミン屋敷に続き、今回は2003年に放送されたドラマ「すいか」に出てくる、賄いつき下宿屋「ハピネス三茶」の間取りについて考えてみました。
ドラマを知らない方には「??」だと思いますが、よろしければお付き合いください!
 

不朽の名作。ドラマすいか


人生に煮詰まった主人公・基子(もとこ)が、賄いつきの下宿屋で、年齢も職業もバラバラの少し風変わりな女性3人(教授、ゆかちゃん、絆)と、一つ屋根の下で生活を始める。
登場人物それぞれが、今と向き合いながら明日に向かって無理せず生きている様子が描かれたこのドラマは、放送から20年近く経った今でも根強いファンがたくさんいます。
 
去年、ドラマの脚本を手がけた木皿泉(きさらいずみ)さんを招いたファンの集いが開催され、私も参加しました。
なんとこのイベントを企画したのが、天然住宅の建主様だったから驚きです。
当日は全国から100名以上が集まり大盛況でした。
 

私が感じる、「すいか」の魅力とは?


私がすいかを好きな理由はこんなところにあります。
 
・登場人物それぞれに親近感があり、自分と重ねて見られるところ。 
・日常と非日常が上手く合わさっているところ。実際の自分にも起こりそうだし、でも絶対に起こらなそうな感じもある。
・一つ一つのセリフが深くて心に残る。笑うシーンもあれば号泣するシーンもあり、自分自身の成長とともに視点を変えて見ることができる。(だから何年経っても飽きません)
 
そして、なんといっても出てくる食べ物、部屋のインテリア、衣装も、このドラマの魅力をより引き立てている大切なポイントです。
 

賄いつき下宿屋「ハピネス三茶」


(ドラマの写真は動画からお借りしました)

 
この舞台の「ハピネス三茶」の間取りは、昔から何度も絵に描いて楽しんでいました。しかし実際はセットなので不明な点が多く、細部まで仕上げることは出来ませんでした。
 
今回は出来るだけ近づけられるよう、画用紙を使って作ってみたいと思います。
 

大枠が出来た後は色画用紙を使って切り貼りしていきます。
 

ここからは、各部屋ごとのシーンと照らし合わせて見ていきます。
 
まずは、玄関から。

次はゆかちゃんの部屋

次は台所。

最後は、食堂と縁側。

いつもどこかの窓が開いていて解放感があり、手入れの行き届いた植物や木が美しいところが素敵なんです。
 
でも実際は広すぎて掃除は大変そうだし、ドラマの設定は(世田谷区の)三軒茶屋なので固定資産がすごく高そう。古くなった設備の修繕など維持費もかかるよね!なんて現実的な事も考えてしまいました。
(妄想と現実をいったりきたりさせながら、楽しんでいます)
賄いつき下宿屋の家賃、一体、月いくらの設定なんだろうか?
 

家づくりをイメージで共有するのもおすすめ


ドラマや映画の見方は人それぞれだと思いますが、間取りやインテリアの視点から見るのもおすすめです。
 
もし、気に入った間取りやイメージが映画やドラマの中にあるなら、家づくりの時にぜひ「○○に出てくる◎◎のようなイメージ」と伝えてみてください。
 
例えば、「トトロに出てくるサツキとメイの家のような縁側がほしい」と伝えたほうが、ただ「縁側がほしい」と伝えるより、イメージが伝わりやすいと思うんです。
 
今回は1階の限られた部分だけでしたが、水まわりや2階の部屋なども、またご紹介したいと思います。
 
他愛もない(でも情熱はすごくこもってます!)ブログにお付き合いいただきありがとうございました。
 
続編書きました >>こちら
 

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