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さらなる木材乾燥の飛躍を|田中優コラム #213

以前にも紹介したが、木材を扱う金沢の「フルタニランバー社」が、「woodbe」という乾燥機をさらに優れたものにしようとしている。すでにここで乾燥させた木材の品質の高さは、大手の家具メーカーや建材メーカーにも知れ渡り始めた。これが大きなメーカーの力の強さなのかもしれない。天然住宅が使っている「くりこまくんえん」(屋号は「くりこま木材」という)の木材乾燥もほぼ同じ仕組みで乾燥しているというのに、「フルタニランバー社」ほど知られてはいかない。

この古谷さんから相談があった。もっと「エコフレンドリーな工場」にできないかという話だ。それはもちろんぼくの得意分野だから、即座に手伝うことを約束した。
 
さて何をしようか。地球温暖化の問題から、二酸化炭素排出を限りなく少ないものにするのは当然だ。そもそも木材を使っているのだから、それだけでも木材が固定した炭素を評価できるだろう。それが長く使われれば使われるほど、炭素は固定されたままになるのだから、木材を利用すること自体が優れたエコフレンドリーだ。

すでにそこで使っている「woodbe」は、従来の木材乾燥機と比べてはるかに二酸化炭素排出量の少ないものだ。なぜかといえば、乾燥温度は高くないし、乾燥期間も従来より半分近く短いのだから。ここまででも画期的だが、そこからさらに二酸化炭素排出量ゼロを目指してみようと思う。

そこで使われた木材の残材を放棄するのではなく、「4パーミルイニシアチブ」運動のように、さらに炭にして大地に還していくこともしたい。しかしその分を計算に入れなくても二酸化炭素排出をゼロにしたい。つまりもし「4パーミルイニシアチブ」分を加えたなら、二酸化炭素を排出するのではなく吸収することになる工場の建設だ。
 
これからの話なのでこれ以上詳しく述べるわけにはいかないが、実際にその見通しがある。そうすると、その木材を使ってその家具や住宅を利用するほど二酸化炭素の排出を減らし、炭素の固定に役立つことになる。
 
私はこうした活動に協力できることがうれしい。先日ついに満額の年金を受けることになって無収入でも生きられる状態になり、これからの自己実現をどうしようかと考え始めたたところだったが、こうして自分の学んできたことを生かせるのならばこれ以上に幸せなことはないと思う。個人的にも楽しみなのだ。

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