こんにちは。広報の田村です。
しとしとと雨の降る10月中旬。
多摩地区にて上棟式を迎えました。
私田村にとっては、1月の入社以来、初めて参加する上棟式となりました。
初めてということもあり、そわそわして集合時間より30分早く現場に到着。
現場には棟梁の下社さんの姿が。
もくもくと作業をする音に耳を澄ませながら、せっかくならと現場にひっそりと佇んでみることに。
木がしっとりとして、いつもよりいっそう木のいい香りが漂う現場。
静かで澄んでいる空気が、どこか森の中にいるのではと錯覚するほど。
周りの雑音が雨に吸われて消えていく。とっても気持ちがいい。
そんな現場を楽しんでいると、建主様、関係者、スタッフが集まり、いよいよ式が始まりました。
四方固めの儀(四方の柱に酒・水・塩をまき、お清めするもの)やお供えなど、現場監督濱中のリードのもと、粛々と進んでいきます。
「いやぁ、やっとここまで来ましたね」と、しみじみと構造を見上げる建主様やスタッフ一同。
一歩一歩進んできた達成感と、ここからが始まりだという緊張感。
そんな風にみんなで家を作るってロマンあるなぁと改めて感じます。
建主様、設計士、営業、大工それぞれの、「よし。」という心の声が聞こえてきた上棟式でした。
こういう場に立つと改めて、家は建主様だけで作るものではないと実感します。
みんなが支え、みんなの力を出し合って作り上げるのが家なんだなと。
建主様をリーダーとした1つのチームでありたい。
そんな団結力を感じた1日でした。
余談ですが、福が降り込むといわれている雨の上棟式。
棟梁曰く雨の上棟式は火事にならないそう。
これからの暮らしがよりいっそう楽しみです。