
こんにちは。広報の田村です。
まもなくやってくる梅雨の時期、空気が滞りやすい押し入れや収納は、湿気が大敵ですよね。

天然住宅では押し入れに使う木材も、もちろん無垢のもの。
宮城県栗駒で採れた杉の木材を、低温燻煙乾燥して使います。


杉は調湿性能に優れた素材。
曲げわっぱの多くが杉やヒノキで作られているのは、木材が食材から出る湿気を調節し、美味しい状態に保ってくれるから。
天然住宅の押し入れや収納の中も、まるで曲げわっぱと同じ。
湿気が多い時には吸収し、少ない時には放出してくれます。
呼吸する木材
からっと、さらっと
気持ちよく整えてくれるのです。
実は建主様が、栗駒で採ってきた木材を使って興味深い実験をしてくださいました。

ひとつの瓶にはパンのみを、もうひとつの瓶には同じパンと、伐採体験の際に取っておいた杉の木の端を入れました。
2週間後、パンのみを入れた瓶はカビていましたが、杉の木と一緒に入れた瓶のパンは、カビることなくそのままの状態が保たれていました。
杉の木の調湿効果、殺菌効果によって、パンがカビなかったのです。
押し入れや収納の中でも、杉の木は調湿性能や殺菌効果を発揮します。湿気がこもらず、カビが生えることもありません。
建主さまが口をそろえて言う「結露ができません」という言葉。
その理由も、杉の木や断熱材に使用している羊毛が調湿してくれているからなのです。

無垢の木の家に住むことで、「今までなんとなく感じていた暮らしのストレスが、いつの間にかなくなっている」なんてことも起きます。

季節ごとに快適に過ごせるよう、自ら調節してくれる自然素材を、家づくりの選択肢に入れてみませんか?
フローリングだけのリフォームでも、過ごしやすさはぐんと違います。
リフォームのご相談も承っております!