杉はやわらかいので、こういったキズがつきます。
ここは家具の正面なので、爪があたったりして、こういうキズがつきやすくなります。
でも、なぜか気になりません。
離れてみるとこんな感じです。
先ほどの写真は、上の段の引き出しのキズでしたが、
判別ができません。
木目が見えるだけで、キズの存在も全然感じませんでした。
あまり気にならないのは、木目のおかげでしょうか?
杉は年数が経つとあめ色に変化していき、味が出てきます。
それはなんともいえない雰囲気を持った味です。
こちらのお宅でも無垢の家具は、キッチンのタイルやステンレスやガラスなど
周りの素材と調和して、素敵な風合いを醸し出しています。
何より、空間に馴染んでいました。
もしかしたら、無垢の素材が「味」として、
心を和ませてくれるのは、色の変化などとともに、
生活が感じられるキズがあるからなのかもしれません。
そこに住む家族と一緒に年を重ねていくのは自然なことですものね。
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