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コロナ対策を考える|田中優コラム #147

どうしたら健康でいられるか


「新型コロナウイルス」についてこの機会に考えたい。
 
いろいろ調べたのだけれど、結局のところ自分の免疫力に頼るしかないのだと気づく。というのはウイルスだから抗生物質は効かないし、新型だからワクチンも特効薬もない。「手洗い・うがい」で感染を防いでも完全に防げるものでもない。ウイルスはどんどん形を変えるしいつかは体内で戦わなくちゃならない。それが体内に入ってきても大丈夫な状態にしておかないと、いつまでも自分だけ感染しないようにしておくわけにもいかない。

しかも感染力の強い新型コロナウイルスは、どうしても世界中に広まってしまう見通しだ。さて、どうしたらいいのだろう。

免疫力を落とさないこと


わかったのは、治るのは結局自分の免疫力が頼りだということだ。しかも白血球の六割を占める「好中球」が頑張ってくれていて、それがウイルスを食べて不活化させるには、「抗体」という目印を付けられるようになるしかない。
 
むしろ心配なのは免疫が頑張りすぎて暴走して、「サイトカインストーム」を起こせば命に関わる。免疫を正常化させるには、腸内細菌の「クロストリジウム菌」の一種が頑張って「酪酸」を増やしてもらうしかない。元を正せばきちんと暮らして免疫力を上げ、「水溶性食物繊維」を摂って酪酸を増やして、免疫力を弱めるものを摂らない努力をすることになる。

好中球の減少


ここに良い話が一つと悪い話が一つある。
 
悪い話はこの「好中球」が関東の放射能汚染のあった地域で減っているということだ。白血球の中の成分の比率を「白血病分画」というのだが、例えば福島県では男児の好中球が二割以上も減っている。もちろんこれは放射能の影響と考えられるが、もちろん政府は認めていない。市民の味方である三田先生だけが伝えている事実だ。
 
「白血病分画」の調査自体は珍しいものではなく、放射線技師などは定期的に調べられているものだ。それを三田先生は「免疫力が弱まるというような被害にはならない、好中球自体が最後の砦の役割をしているからだ」と述べている。
でも、どうやら今回の新型コロナウイルスは、「最後の砦」の出番のようなのだ。
 

>> コロナ対策を考える②に続く

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