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建主様インタビュー vol.3

※この記事は2013年に公開した記事を再編集しています。

大変だった両親の説得


ご夫婦共に医療生協にお勤めのTさんご夫婦。
2013年、埼玉県鶴ヶ島市に天然住宅を建てました。

天然住宅との出会いは今から13年ほど前。
当時、環境問題に熱心に取り組んでいた職場で、田中優の講演会が開催されたことがきっかけです。
その時聞いた天然住宅の話を、ご主人のKさんは頭のすみでずっと覚えていました。

一方、奥さまのRさんは、田中優が監事を務める「ap bank」が夏に開催していたap bank fesに毎年のように参加していました。
「無理なくポジティブなエコ意識を共振させていこう」というコンセプトのもと、さまざまな活動を行っているap bank。その考えに共感し、環境問題や持続可能な暮らしの在り方を、日々の暮らしの中でも意識して過ごしていたそうです。

そんなおふたりが結婚し、家を建てようとモデルハウスをたくさん見に行く中で、天然住宅の見学会にも参加しました。

 
家を建てることそのものに、意味を持たせたかったというTさん。
自分たちが建てる家が、林業の再生につながることや、住む人の健康を考えた家づくりをしたいという天然住宅の考えに魅力を感じたといいます。

 
ご夫婦の気持ちは「ここで建てよう」と一致していましたが、一番大変だったのがご両親の説得でした。
 

Kさん:

「天然住宅って何?からはじまり、名前も聞いたことがない小さな会社に対し、大丈夫なの?とかなり心配されました。でも、最終的には自分たちで説得しました。優さんや天然住宅の本をたくさん読み、住宅で今どんな問題が起きているのか、現在の林業の状況なども話し、ようやく理解してもらいました。初めは難色を示していた両親も、今ではすっかり安心してくれています」。
 

生き方としての家づくり


Tさんご夫婦が天然住宅に住み始めたのは寒さの厳しい1月。
天然住宅で迎えた初めての冬をこう振り返ります。
 

Kさん:

「暖かかったです。床がひやっとしていないので、冬でも靴下をはかずに過ごせました。ペレットストーブも、包み込んでくれる暖かさがいいですよね。夏はけっして涼しいわけではないですが、以前より冷房に頼る機会は減りました。それに、夜から朝にかけて涼しいと、その涼しさが保たれるんです。ウールの断熱材や自然素材の効果かもしれません」。
 

 
その後、Tさんのお宅で開催させていただいたお住まい見学会。
参加者さんの前で、奥様のRさんがこんな話をして下さいました。
 

Rさん:

「天然住宅のコンセプトは森を守って 健康 長持ち。私自身、特に健康というところに共感しています。例えば健康と聞くとまっさきに思い浮かべるのは体にいいとか、病気にならないとか、そういうこと。でも体だけじゃない、心の健康もあると思うんです。自分自身、明日も明後日も明るく楽しく自分らしく、そして幸せに生きていきたい。周りの人にもそうであってほしい。
天然住宅の家づくりはまわりまわって環境や人の健康、働き手にも幸せを届けられるもの。自分の考え(生き方)に通じるものがあり共感できたのが、天然住宅を建てた一番の決め手だったと思います」。
 

 
「自称・天然住宅鶴ヶ島支所の営業スタッフ」と明言し、天然住宅のことをいつも応援してくださっているTさん。
 
お引き渡しから丸7年が経ち、お庭もずいぶん賑やかになりました。
最近では、さくらんぼも花を咲かせ、実をつけたそう!
 

Tさまご夫婦は、とっても明るくて気さくで、会うたびに元気をもらっています。
(ちょっとおこがましいですが)天然住宅にとってはお客様というより心強い仲間のような存在。
またゆっくりと、お会いできる日を楽しみにしています!
  

8年目のメッセージ


私たちの鼻はもう慣れてしまっていますが、初めて訪れる方は今でも木の香りがすると言ってくれます。
風の通りがよい家です。最近は休みの日に庭でお昼をとって楽しんでます。
設計当初、植樹まで検討していましたが、資金難で実現できませんでした。
でも、今となってはそれが良かったと思います。
自分たちで植えたさくらんぼの木が大きく成長し、実になった瞬間、とても感動しました。
 
 

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