こんにちは。スタッフの小野寺です。
自然素材保育園リノベーションのプロジェクトが始まりました。
初回のご提案はいつもドキドキですが、気に入っていただけました。
やはり、現場でのオフラインのお打合せもいいものです。
「間」や「空気」も大切ですね。
縁側のある村
今回のコンセプトは「縁側のある村」です。
元々は酒屋さんだったところ。お客様を向かい入れていたポーチは、街に開かれた保育園の縁側として生まれ変わります。
タワーマンションの建設などで、子育て世代の人口が増加している地域です。一方で、歴史ある街道が走り、古くからの住民も多く住む街。きっとこの酒屋さんも、多くの人の暮らしを支えてきたことでしょう。
世代を超えたコミュニケーション。そう言うと、何か壮大ですが、子どもたちの元気な声がもれてくる保育園の縁側で、おじいちゃんとおばあちゃんがお茶を飲んでたら、素敵ですよね。その光景を見た、通りを歩く人も、気持ちが温かくなるような気がします。そんなことを想像しています。
保育士さんの働く場所として
代表の阿部さんは、私と同い年。「保育園の完成がゴールじゃないんです」と語る阿部さんの目は、真剣そのものでした。
「共創」や「村」というキーワードを元々お持ちだったので、「縁側」というワードも、初めてお会いしたときからすんなり共有できていました。
そして阿部さんが繰り返しおっしゃるのは、「とにかく保育士さんを大切にしたい」ということでした。ついつい子どもたちのことにばかり目が行きがちですが、保育園は職場でもあります。オフィスです。
今回のご提案では、保育士さんの居場所についても考えさせていただきました。限られたスペースですが、ほっと一息つける場所。小さいからこそ落ち着く、自然素材に囲まれた場所。そのような場所をつくりたいです。
ご縁を大切に
このご縁は、先日お引渡しさせていただいた「めーぷる保育園」理事長の関山さんが、阿部さんに天然住宅のことを紹介していただいたことで始まりました。
本当にありがたいことであり、私たちにとって、これほど嬉しいことはありません。
このプロジェクトについては、阿部さんの理念とともに、これからも進捗を紹介させていただくつもりです。
お楽しみに!