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地球温暖化を真面目に対策する|田中優コラム #131

新タイトルは「持続可能な社会を目指して」



「天然住宅コラム」のタイトルが変わった。住宅に関連することを書いてきて、「もっと自由に書きたいんじゃない?」なんて聞かれて。何が書きたいかって、やっぱ環境や食べ物の危機について書きたい。

今までは、それを住宅に関連付けて触れていたけど、、、自由に書いていいの?了解。でも、やっぱり少しは住宅会社らしくしようなんて忖度してます(「忖度」なんて言葉は合わないかな)。

そんなわけで自由になって原稿を書こうと思う。

地球温暖化は進んでいる



6月の終わりから熱波がヨーロッパを襲っている。

図1を見てほしい。30度を越えたところが紫色で、フランス全域はそれ以上で40度に近い。

こんなに暑いのがヨーロッパの現状なのだ。こんなに暑いのでは死者すら出るし、エアコンなしに暮らせない。それがまた電気消費を増やして地球温暖化を進めるのだから質が悪い。
かつては避暑地みたいに思っていたヨーロッパは、今やサウナに入りに行く土地みたいだ。

日本は梅雨だけれど、梅雨があって良かったとすら思ってしまう。もちろん梅雨が終われば日本も熱波に囲まれるのだろうが。


世界の気温の推移



もう一つ、世界の気温の推移を色だけで示したグラフもある。

1901年から2018年までの温度だが(図2)、一目見てわかる通りどんどん赤くなっている。


これでも「地球温暖化なんてない」と言う人もいる。もはや「奇を衒ったことを言って目立ちたがる人」と見なされても仕方ないだろう。さすがに「百聞は一見に如かず」なのだ。「温暖化懐疑論」なんて呼ばれているが、これを見ても「論」というのに値する話かどうかわかるだろう。   

さてぼくとしては個人でも、温暖化しないためのことはしたい。もちろん全体で言えば日本の温室効果ガスは電力会社を始めとする大企業が排出していて、個人のせいでないことは百も承知なのだが。   

で、何をしようか。

ここで三つの段階でできることを述べたい。もちろんそれはそれらの企業を免罪するための話ではなく、子孫たちの未来のためにできること。幸い、世界では温暖化防止の行動をすることは企業でも当たり前になってきている。日本企業は政府と共に相手にされない状況になりつつあるのでは、と心配である。

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