グレタ・トゥーンベリさんのスピーチ
地球温暖化問題で、スウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさんが国連で怒りのスピーチをした。
「カネのことばかりで何の対策もしようとしないあなたたち大人を許さない」と。
私も全くそう思う。
流行りごとのように扱うだけで何もしないのは、日本語で言うところの「万死に値する」と思うのだ。
私が地球温暖化を考え、対策しなければならないと考えるようになったのは、1980年代のことだった。
それを周囲の大人たち(自分も成人していたが、若輩者だった)にそのことを訴えると、「自分が生きているうちには起こらないよ」なんて答える人たちがとても多く、真面目に考えてくれる人は本当に稀だった。
問題は、やるか、やらないか
お母さん方は大体好意的に対応してくれるが男性の反応は薄い。
お母さんたちは、子供を通し未来を現実的に考えているが、男性はそうではないように感じる。
今・ここ・自分のことにとらわれて、まるで守られて当たり前のダダっ子のような人もいる。
ぼくはこのような「メジャーな」男たちにはなるまい、と誓った。
そんなこともあったので自給して二酸化炭素排出を避ける暮らしを実行した。
効果が大きかったのはやっぱり電気の自給。
なぜかといえば、一般の家庭の場合、その排出する二酸化炭素(間接排出量)の半分が電気によるものだからだ。
「電気を自給するのはカネがかかる」?
確かにそうだが、そう言っている間に世界はどんどん変化していってしまうのだ。
グレタさんは正にそうした人たちに怒りを向けている。
カネを理由にしてとどまってしまう者は、結局損するからと何もしないで終わる。
何もしないことは、温暖化を容認(推進?)しているに等しい、と。
得するのは自分だけわがまま勝手にCO2を排出している亡者たちだ。
意志ある人が、何か自ら対策しようとすればカネがかかるし、誰も助けてくれない。
それでもやらないと解決できないのが今の世の中だ。
CO2排出マイナスの暮らし
家庭で次にCO2排出量が大きいのはクルマのガソリンだ。
ぼくは地方の片田舎に住んでいるからクルマを使わない生活は無理だから、何より燃費の良いクルマに乗ることを勧める。
できればディーゼルで、地域に廃食用油から作ったバイオディーゼルがあったらそれを使うようにしたい。ただしエンジンの不調の心配は「自己責任」だけど。
それとペレットストーブを設置したおかげもあって、我が家の二酸化炭素排出量は一般家庭と比べて九割マイナスになった。
六割マイナスで地球温暖化を起こさないレベルになるから、余分に減らしている家庭になる。
つまり地球温暖化を起こさないどころか、ほかの家の排出量まで減らしている家庭なんだ。
それだから持続可能な暮らしになってる、といってもいいと思う。