こんにちは。天然住宅さんと都内で家づくりをしているmioです。
普段はアフリカで活動する国際協力NGOで仕事をしながら、中学生と小学生の息子もいるあわただしくも賑やかな日々です。
「家づくりをしている」と書きましたが、この秋に竣工し、すでに新たな暮らしをはじめています。
前回に続き、今回からは、数ある工務店やハウスメーカーがある中で、「なぜ家づくりのパートナーを天然住宅にしたのか」について前編・後編に分けて綴ります。
▽前回の記事はこちら
理由その1:子どもが安心して寝そべる家だから
天然住宅に決めるまでいくつかの工務店やハウスメーカーの家を見学する機会がありました。
どれも素敵なのですが、一緒に来た子どもたちが「なんか匂いが気になる」と。
たしかに家に入ると、かすかにツンとする匂いが漂っていました。
(後に天然住宅と出会うことで、家の建材に使われる接着剤の匂いだと知りました。)
気になる方は、こちらの記事をどうぞ。
※接着剤=酢酸ビニル系の接着剤で、合板・集成材・ビニールクロスを貼るためなどに使われ、家一棟でドラム缶一本分使用されていると言われる。
また、接着剤には、発がん性物質を含む化学物質が含まれている。
新築したばかりの家で「シックハウス症候群」を発症し、新しい家を泣く泣く諦める人もいると知り、「もし自分の子どもたちが・・」と考えると、素敵でおしゃれな家ではなく、安心して住める家をつくりたい、と思ったのです。
そんなとき、天然住宅で家を建てた方のお宅にお邪魔する機会をいただきました。
ドアを開けて中に入った瞬間、木の香りにふわっと包まれました。
「あったかいな~」と無垢の床にごろんと横になる子どもたち。
その姿をみて、天然住宅さんと家づくりをしたいと思ったのです。
理由その2:家のなかで森林浴しながら、健康を守れるから
人が1日に体内に摂取する空気の量は、重さに換算すると約20kgに及ぶそう。
実に1日に食べる食べ物や飲み物の5.5倍に。
出典:https://www.daikin.co.jp/school/class04/lesson01
そんな事実に触れ、「どんな家に住むかで健康を左右する」と知りました。
天然住宅の見学会に参加したときのこと。
天然住宅の売りは「空気の質」だと聞き、「え、目に見えないものを売りにするってどういうこと?」と思いましたが、しばらく過ごしているうちに納得。
まるで家のなかで森林浴しているような澄んだ空気に包まれ、床や天井などあちこちに使われた無垢板の年輪が描く、美しい模様を眺めているうちに心がおだやかになるのを感じたのです。
こんな家で過ごしていたら、きっと健やかに暮らせるだろうなと思ったのも天然住宅を選んだ理由です。
理由その3:森を守ることにつながるから
天然住宅に共感した3つ目の理由は、家を建てることが森を守ることにつながるところです。
国際協力の仕事を長くしていたことで、途上国の環境問題に関心を持っていました。
日本でも荒廃する山の問題や林業の衰退があることは知っていましたが、自分にできることは限られていると思っていました。
天然住宅は東北の杉材をふんだんに使うことで、山に光が入り、森と林業に携わる人たちの暮らしを守ることにつながると知り、「家を建てる」だけでない地域や社会への良い波及効果があることも魅力のひとつでした。
ここまでは、天然住宅がつくる「家」を切り口にお伝えしました。
後編では、天然住宅の「コミュニティ」からその魅力を書いてみたいと思います。
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