春爛漫の美しい季節となりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
むらやま家族の母・村山ともみです。
夫とともに、雑誌や書籍、webなどを制作する編集プロダクション兼、一軒家写真館「Neem Tree」 を営んでいます。
夫、三人の息子たち(小5・小1・4歳)、私の両親とともに天然住宅の家に暮らし始めて、早いもので8年目を迎えました。
この連載では、私たち「むらやま家族」のドタバタだけれどもいとおしい日常を綴っています。
マスクが欠かせない生活になり、一年が経過しましたね。
先日、事務所に向かう途中の公園で、満開の桜を目にしました。
ちょうど緊急事態宣言の前日、いつもとは違う気持ちで桜を眺めた一年前のことを思い出しました。明日から外出自粛生活が始まるからと、夫とふたりで日暮れ前に駆け込みで桜を見に行ったのでした。
一年前に突然始まったおうち時間、みなさんはどう過ごされていましたか。
我が家では、早朝に近所の公園を散歩するのが日課に。
また、多くのご家庭でもそうだったように、粉ものレシピが大活躍(店頭から薄力粉、強力粉が消えましたよね)。
よく子どもたちと一緒にピザを作ったり、クッキーを焼いたりしていました。
思うように外出できず、先の見えない日々。
最初は、もっと気持ちが鬱々してくるかなと思ったのですが、予想に反してみんな朗らかに過ごすことができました。
普段は多忙で同じ時間に夕飯をとることの少ない両親も一緒に、7人で囲む食卓が楽しい時間になりました。
近所の友人たちとは、よく物々交換をしていました。
自家製塩麹や野菜、オーガニックハーブティーなどのほか、
子どもたちのお手製マスクまで!
人びとのあたたかさや、人とのつながりの大切さを改めて感じた期間でもありました。
そしてもうひとつ。
安心してくつろげる家があることは本当にありがたいことだと、しみじみと感じたのでした。
「むらやま家族」これまでのコラムはこちら
1話 >> はじめまして、「むらやま家族」です
2話 >> 植物の似合う家
3話 >> 新築の家のびっくり事件簿
4話 >> 和紙クロスに合う壁インテリア
5話 >> 子どもにやさしい家
6話 >> 花のある暮らし