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どうする子ども部屋!?|天然住宅の家に暮らす建主の日常#10

むらやま家族の母・村山ともみです。
夫とともに、雑誌や書籍、webなどを制作する編集プロダクション兼、一軒家写真館「Neem Tree」 を営んでいます。

「むらやま家族って何?」と思った方は、こちらのブログもお読みいただけると嬉しいです。

夫、三人の息子たち(小5・小1・4歳)、私の両親とともに、2013年から天然住宅の家に暮らし、バタバタながらも、賑やかで楽しい日々を過ごしています。
 
設計段階も、引き渡しのときも、子どもが1人だった我が家。
いつか長男に弟か妹が生まれるのかな…という気もしていましたが、子ども部屋については、長男の一人部屋を想定してつくりました。

ところが、天然住宅の家に住み出して翌年の2014年、そして2016年と、子宝に恵まれ、3人兄弟に。
 

喜ばしいことですが、あっという間に部屋数が足りなくなりました(笑)。

子ども部屋がそれらしくなってきたのは、長男が5歳、次男が1歳になった頃でした。この頃はまだ、三男はいませんでした。
翌年の長男の小学校入学を見据えて、子ども部屋に勉強机を設置することにしたのです。
 
勉強机は、兄弟がふたり並んで使えるようにと夫がデザインし、岐阜の山あいにある工房にオーダーしました。
 
そうして作ってもらったのが、こちら。

部屋の北側の壁面にぴったりと収まるサイズで、造り付け家具のようです。
無垢材で、天然住宅の家との相性もバッチリ!
 
夫いわく、シンプルながらも収納スペースはしっかり確保している点と、体が大きくなってからも使えるデザインとサイズにこだわったそうです。

机の高さと奥行きは、私が仕事で使っているパソコンデスクと同じにしました。
椅子はIDEE。ファブリックを自由に選べるセミオーダーで、これも長く使えるデザインのものに。
初めの頃は足が床に届かないので、下の台に足を置いて座らせていました。
 

自分の机を手に入れて、嬉しそうな長男。
絵を描くのはずっと好きでしたが、創作意欲が増したようです。
壁には、当時彼の中でブームだったウルトラマンやこびとづかんの絵を貼って、自分だけの空間に。
だいぶ子ども部屋らしい雰囲気になってきました。
 

ところが芸術が爆発し過ぎて、目を離したらこんな状態になっていたことも!

現代アートと取るか、事件と取るか(笑)。

でもまぁ、自分の部屋を手に入れて、自由に楽しくやっているようで何よりです。
 
子ども部屋にはベッドを置く広さがなかったので、就寝時は布団を2枚敷いて、長男と次男がふたりで寝ていました。
 

そして月日は流れ、長男が小5、次男が小1、三男が保育園の年中クラスになった今は、勉強机のある子ども部屋では次男と三男が就寝するように。

そして長男はロフトに新たな城を手に入れました。
 

家の設計段階、兄弟ふたりの勉強机を迎えた頃、そして現在。
いずれの段階でも子どもの人数が異なる我が家なので、その都度、状況に合わせて部屋割りも変化してきました。
 
家族の人数が整ってから家を建てたらどうだっただろうと考えたことはありましたが、こんなふうに、子どもの成長に合わせて空間を考えていくのも楽しいものです。
 
休前日は、ロフトに次男、三男が自身の布団とともに集結。
「お泊まり会」と題して、3人一緒に仲良く寝ています。
 

<子ども部屋関連記事はこちら>
>>家づくりのアイデア帖|子ども部屋の使い方
>>子ども室の間仕切りリフォーム

 

「むらやま家族」、これまでのコラムはこちら


1話 >> はじめまして、「むらやま家族」です
2話 >> 植物の似合う家
3話 >> 新築の家のびっくり事件簿
4話 >> 和紙クロスに合う壁インテリア
5話 >> 子どもにやさしい家
6話 >> 花のある暮らし
7話 >> 外出自粛中のおうち時間を振り返って
8話 >> わが家の庭の話
9話 >> 新生児も暮らせる新築の家

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