早くも梅雨明けの待たれる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
むらやま家族の母・村山ともみです。
夫、三人の息子たち（小5・小1・4歳）、私の両親とともに、2013年から天然住宅の家に暮らしています。
「むらやま家族って何？」と思った方は、こちらのブログもお読みいただけると幸いです。
夫とともに、雑誌や書籍、webなどを制作する編集プロダクション「Neem Tree」と一軒家写真館「Neem Tree Studio」を営んでいます。
家を新築するとき、家に合わせて家具も新調される方が多いと思います。
最近は、造り付けの家具を選ばれる方もいらっしゃるようですね。
わが家がこの家を建てたのは結婚して5年目。
新婚当初に購入した家具がまだまだ使えますので、新築時に購入した家具はありませんでした。予算の関係で造り付け家具もほとんどなく…….。
ところが家族が増えたり、暮らしていくうちに、「ここにこれがあったほうがいいね」と希望が出てきたりして、8年間で家具も少しずつ増えてきました。
8年間で増えた家具をご紹介します。
こちらは子どもたちのチェスト。
兄弟の衣類が入っています。
このブログで紹介した、
子どもたちの勉強机をオーダーしたikususuで購入しました。
「人と自然にやさしい家具づくり」というコンセプトのもと、ひとつひとつ丁寧にものづくりをされている家具屋さんです。
無垢材と天然オイル仕上げ（無垢材の呼吸を妨げない、亜麻仁油を主成分としたオイルだそうです）にこだわった、シンプルでインテリアに馴染むデザインの家具が天然住宅の家に似合います。
このチェストは、高さ約90cmと背が低く、圧迫感がないのがポイント。
さらに、飽きのこない長く使えるデザインも気に入っています。
続いてこちらは、両親含め、7人で食事ができるダイニングテーブル。
北欧で買い付けたヴィンテージ家具を扱う、BRICKS STOREで購入しました。
大人用の椅子も同じく、BRICKS STOREです。
シンプルで大きなダイニングテーブルを探していたのですが、デザイン・大きさともに好みのものになかなか出会えず、オーナーさんにお願いして、デンマークで探していただきました。
3ヵ月程待った頃、テーブルが見つかったと連絡がありました。
オーナーさんの手によって丁寧なレストアが施されていますが、机も椅子も、ヴィンテージとは思えないほど状態が良い（すみません、写真のテーブルは、オイルを塗っておらず…本当はもっとキレイです）。
テーブルと椅子が届いたとき、ものを大切に扱うヨーロッパの文化を、本当に素敵だなとしみじみ感じたものです。
天然住宅グループで、健康でエコな建材や素材の開発と流通を担い、新築の施工からリフォームなども手がける素材工房に作ってもらった家具もあります。
ダイニングにあるキャビネット。
食品のストック庫に使っています。
家を建てて2年後くらいに設置しましたが、造り付けのよう。
統一感を出すなら、やはり造り付けがいいですね。
ただ、住んでみて、「ここにこれがあると便利！」などと思ったりするので、難しいところではありますが。
ロフトには、こんなものも作ってもらいました。
キャンプ用品を収納しています。
キャンプはこの家に暮らすようになってからの趣味なので、家を建てることが決まったときはこのような収納が必要になるとは、思ってもいませんでした。
時が経つと、家族の趣味なども変わってくるので、その都度、素材工房に、我が家の「これがあると便利！」に対応いただけたのはありがたかったです。
天然住宅の家には、天然住宅の家と同じく、「無垢」「人にやさしい」「自然にやさしい」「長く使える」「シンプル」…そんなキーワードの家具がよく似合います。
我が家で大きな家具を購入することは、しばらくないと思いますが、今ある愛着ある家具たちを丁寧に扱いながら、経年変化を楽しんでいきたいと思います。
「むらやま家族」、これまでのコラムはこちら
1話 >> はじめまして、「むらやま家族」です
2話 >> 植物の似合う家
3話 >> 新築の家のびっくり事件簿
4話 >> 和紙クロスに合う壁インテリア
5話 >> 子どもにやさしい家
6話 >> 花のある暮らし
7話 >> 外出自粛中のおうち時間を振り返って
8話 >> わが家の庭の話
9話 >> 新生児も暮らせる新築の家
10話 >> どうする子ども部屋！？
11話 >> 梅雨でも快適な暮らし
