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この家に暮らし始めてできた趣味|天然住宅の家に暮らす建主の日常#14


むらやま家族の母・村山ともみです。
「むらやま家族って何?」と思った方は、こちらのブログもお読みいただけると幸いです。

夫、三人の息子たち(小5・小1・5歳)、私の両親とともに、2013年から天然住宅の家に暮らしています。

夫とともに、雑誌や書籍、webなどを制作する編集プロダクション「Neem Tree」と一軒家写真館「Neem Tree Studio」を営んでいます。

近頃、「天然住宅のコラム、見ています!」というお声をいただく機会が増え、とても嬉しく思います。
先日は夫もついにライティングデビュー!
こちらの記事を書かせていただきました。
今後は、夫婦それぞれの視点から綴っていけたらと思っています。
 

夏休みがやってきましたね。
この時期になると、さまざまなオウンドメディアの仕事で「毎日のお昼ごはんづくりを乗り越える方法」「子ども夏休みの宿題を計画的に終わらせる方法」「子どもに読書感想文の書き方を教える方法」などといった記事のオファーが続きます。それだけ検索されている方が多いことを実感しながら、役立つ記事を!と、当事者目線もしっかり入れつつ、心を込めて執筆しています。
世のママさんパパさん、本当におつかれさまです!

最近は、コロナ禍の影響で、キャンプ記事の執筆も増えています。
2、3年前に一大キャンプブームが到来しましたが、昨今は思うようにおでかけできない日々の中、感染対策に気をつけながらキャンプを始めるご家族が増えているようです。

私たち、「むらやま家族」もファミリーキャンプが大好き!

初めてキャンプに行ったのは、2015年の5月。
長男の保育園のお友達ファミリーに誘ってもらったのがきっかけでした。

長男は5歳。次男はまだ赤ちゃんのとき。

今では考えられませんが、当時はアウトドアにまったく興味のなかった夫でした。ちょっぴりキャンプに興味のあった私が「キャンプなんてどう?」と夫に聞いても、だいたいそっけない返事。

でも、キャンプに行くと決まったら、とことん楽しもう!と、キャンプギアを調べていくうちにおもしろくなったようで、初キャンプにして、道具一式を買い揃えてしまいました。

リースも意外と高く、それなら数回行けば元が取れるので、買った方がお得という考えに達したのです。おかげで足繁くキャンプ場に通うようになり、今ではベテランキャンパー?の仲間入りを果たし、先日はこちらのアプリで、おすすめのアウトドアスポットを紹介するお仕事をさせていただきました。

今思えば、天然住宅の家に暮らし、木の温もりや天然素材のよさを知ったからこそ、自然への関心とありがたみ、そして憧憬の念が強くなったのかもしれません。

最初の頃は設備もしっかり揃っていてトイレもきれいな高規格キャンプ場で慣らし、近年は森の中、山の中のキャンプ場が基本。
「トイレの前に蛾がいる!」と大騒ぎしていた長男も、今では随分とどっしりしたものです。

先日行った標高1800mの高原キャンプ場では、帰り道、猿の群れに出会えました。夫は、夜遅くに鹿の鳴き声を聞いたそう。

霧に包まれた、幻想的な天空のキャンプ場でした

何度も深呼吸したくなるような澄んだ空気。
心を解放してくれる、高くどこまでも続く大空。
目にやさしい緑。
癒しと生きる力を与えてくれる木々。

そこにいるだけでエネルギーチャージできて、心が満たされます。

ファミリーキャンプという素晴らしい趣味にめぐりあえて、本当に幸せです。

ここ数年は、仲良し家族5〜6組でファミリーキャンプを楽しんでいます。

料理上手な友人たちとの持ち寄り料理は、毎回ぜんぶおいしくて、本当に幸せ!

家族数組で行くと、大人も子どもも楽しいのはもちろんのこと、テント設営のときは子どもたち同士で一緒に遊んでくれるので作業がしやすいですし、複数の大人で子どもたちを見守れるのもいいなと思っています。

友人家族たちはみな、うちの三兄弟が何かよくないことをしたときにはやさしく諭してくれるし、困ったときには手を差し伸べることも、そして、思いきり褒めて認めることも、全力で遊ぶことも、すべてわが子にするのと同じようにしてくれます。だから子どもたちも、友達のママやパパのことを信頼し、心を開いています。

子どもたちにとっては安心して遊べ、大人たちにとっては安心して子どもを育める環境の中でキャンプをしていると、「社会全体で子どもを育てる」とは、こういうことなのかなと感じます。

ふと、子どもの頃に住んでいた公務員宿舎の中庭で行われた夕涼み会を思い出しました。たくさん子どもがいて、その周りを取り囲むように大人がいて、夜空の下、スイカを食べたり、花火をしたり……。
大人がいるから、日が暮れても遊べる特別な日。
普段は怒ってばっかりで、ちょっぴり苦手だったよそのおうちのママも、その夜はニコニコしていて、なんだかすごく嬉しかったことを覚えています。
当時の記憶が40年近く経っても心にずっと残っているのは、大人も子どももみんな笑顔で、誰もが心からリラックスしていて、あの場が大きな安心感で包まれていたからなのかもしれません。

わが家の三兄弟の心にも、キャンプの思い出がそんなふうに刻まれるのでしょうか。

今年もシーズンぎりぎりまで、ファミリーキャンプを楽しみたいと思います。
 

むらやま家族/過去のコラム一覧


1話 >> はじめまして、「むらやま家族」です
2話 >> 植物の似合う家
3話 >> 新築の家のびっくり事件簿
4話 >> 和紙クロスに合う壁インテリア
5話 >> 子どもにやさしい家
6話 >> 花のある暮らし
7話 >> 外出自粛中のおうち時間を振り返って
8話 >> わが家の庭の話
9話 >> 新生児も暮らせる新築の家
10話 >> どうする子ども部屋!?
11話 >> 梅雨でも快適な暮らし
12話 >> わが家の家具の選びかた
13話 >> 家電との向き合い方


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